マーケティング&コミュニケーション戦略マネジメント

応用データサイエンス学位プログラム

MADS7200

コース情報

担当教員: 伴 果純

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木6

形式: 対面授業

レベル: 500

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

50%

レポート

20%

授業内期末試験

授業期間中

30%

その他

出席率及び授業への積極参加を重視する 無断欠席厳禁です

0%

詳細情報

概要

マーケティングは,単に広告宣伝やSNS運用を行う一部門の業務,ましては部門名称ではありません。 事業会社における中長期経営戦略構築,各年アクションプラン策定,そして実行とKGI/KPI管理に至るまで,企業経営の各重要マイルストーンにおける意思決定に対して,多種多様なデータ・情報を駆使し,市場や競合を分析・理解し,勝つための戦略や戦術の提案をし,そして結果を出す,これこそがマーケティング業務であり,関わる人間は全てマーケターと言えるでしょう。 つまり,マーケティングとは,企業経営の幅広い領域を関わるビジネスパーソンに求められる思考力であり,スキルです。 また,マーケティングを取り巻く企業環境が変化し続けていても,マーケティング思考の原点,つまり「王道」は変わりません。そして,その王道をしっかりと身につけることが,ビジネスパーソンとしての競争力につながります。 この授業では,マーケティング思考の「王道」フレームワークを,ケーススタディと共に講義・解説します。その上で,参加学生には,定量・定性問わず,様々なデータを自ら探求し「マーケティング戦略を構築する」という実践型演習に取り組んでもらいます。自らが,マーケターを擬似体験することで,事業会社が求める,論理思考・戦略思考を理解し,今後の飛び込む(であろう)企業活動に役立ててほしいと思います。 当授業は,応用データ学位ブログラムにおける(CP4) 「データサイエンスを応用した実例を体感し,データの収集,分析,活用等の実践力を習得するための実践系講義科目」に対応する科目です。 日本語による個人課題やGr.課題の作成と提出,発表と質疑応答,そしてディスカッション,学生同士の相互評価への参加が求められます。 尚,授業進行は,参加者の状況に合わせて柔軟に進める予定です。

目標

-広義の意味でのマーケティング領域の意思決定プロセスの理解 -実務におけるデータの活用方法,手法を理解 -戦略構築における王道フレームワークの理解,そして実践力の習得

授業外の学習

この授業は,個人演習及びグループ演習があり,それぞれの演習課題を期限内に提出し,授業内でプレゼンテーションを行うため,以下が必要な対応となります。 1)課題に対応した事例やフレームワークへの理解を深めるための,参考文献・先行研究,情報などの探索と解釈などの自己復習(100分〜) 2)課題提出,プレゼンテーションを完遂するための,事前準備,グループディスカッション,データ分析,資料作成など(100分〜)

所要時間: 200分以上

スケジュール

  1. 初回はイントロダクション ※授業計画は,受講者状況により,進捗状況,各テーマの回数,内容は変更する場合があります。また,外部実務家の講演も実施する予定です。
  2. ビジネス戦略とマーケティング−業界基礎知識&前提となるビジネス背景ー
  3. マーケティングマネジメントー製造業・商品開発領域①ー
  4. マーケティングマネジメントー製造業・商品開発領域②ー
  5. 課題対応&ディスカッション
  6. マーケティングマネジメントー製造業・マーコム領域ー
  7. 中間課題発表&ディスカッション(前半)
  8. 中間課題発表&ディスカッション(後半)
  9. マーケティングマネジメントーPDCA・KGI/KPI事例ー
  10. マーケティングマネジメントーデータ統合&活用領域ー
  11. 最終課題ディスカッション
  12. 実務家による講演
  13. 最終課題発表&質疑応答(前半)
  14. 最終課題発表&質疑応答(後半)・最終講評

教科書

最新の論文や文献,実務事例を使用するため,現時点では指定せず,授業内で案内する

    参考書

    書籍情報はありません。

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