マーケティング&コミュニケーション戦略マネジメント
応用データサイエンス学位プログラム
MADS7200
コース情報
担当教員: 伴 果純
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木6
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
レポート
授業内期末試験
授業期間中
その他
出席率及び授業への積極参加を重視する 無断欠席厳禁です
詳細情報
概要
マーケティングは,単に広告宣伝やSNS運用を行う一部門の業務,ましては部門名称ではありません。 事業会社における中長期経営戦略構築,各年アクションプラン策定,そして実行とKGI/KPI管理に至るまで,企業経営の各重要マイルストーンにおける意思決定に対して,多種多様なデータ・情報を駆使し,市場や競合を分析・理解し,勝つための戦略や戦術の提案をし,そして結果を出す,これこそがマーケティング業務であり,関わる人間は全てマーケターと言えるでしょう。 つまり,マーケティングとは,企業経営の幅広い領域を関わるビジネスパーソンに求められる思考力であり,スキルです。 また,マーケティングを取り巻く企業環境が変化し続けていても,マーケティング思考の原点,つまり「王道」は変わりません。そして,その王道をしっかりと身につけることが,ビジネスパーソンとしての競争力につながります。 この授業では,マーケティング思考の「王道」フレームワークを,ケーススタディと共に講義・解説します。その上で,参加学生には,定量・定性問わず,様々なデータを自ら探求し「マーケティング戦略を構築する」という実践型演習に取り組んでもらいます。自らが,マーケターを擬似体験することで,事業会社が求める,論理思考・戦略思考を理解し,今後の飛び込む(であろう)企業活動に役立ててほしいと思います。 当授業は,応用データ学位ブログラムにおける(CP4) 「データサイエンスを応用した実例を体感し,データの収集,分析,活用等の実践力を習得するための実践系講義科目」に対応する科目です。 日本語による個人課題やGr.課題の作成と提出,発表と質疑応答,そしてディスカッション,学生同士の相互評価への参加が求められます。 尚,授業進行は,参加者の状況に合わせて柔軟に進める予定です。
目標
-広義の意味でのマーケティング領域の意思決定プロセスの理解 -実務におけるデータの活用方法,手法を理解 -戦略構築における王道フレームワークの理解,そして実践力の習得
授業外の学習
この授業は,個人演習及びグループ演習があり,それぞれの演習課題を期限内に提出し,授業内でプレゼンテーションを行うため,以下が必要な対応となります。 1)課題に対応した事例やフレームワークへの理解を深めるための,参考文献・先行研究,情報などの探索と解釈などの自己復習(100分〜) 2)課題提出,プレゼンテーションを完遂するための,事前準備,グループディスカッション,データ分析,資料作成など(100分〜)
所要時間: 200分以上
スケジュール
- 初回はイントロダクション ※授業計画は,受講者状況により,進捗状況,各テーマの回数,内容は変更する場合があります。また,外部実務家の講演も実施する予定です。
- ビジネス戦略とマーケティング−業界基礎知識&前提となるビジネス背景ー
- マーケティングマネジメントー製造業・商品開発領域①ー
- マーケティングマネジメントー製造業・商品開発領域②ー
- 課題対応&ディスカッション
- マーケティングマネジメントー製造業・マーコム領域ー
- 中間課題発表&ディスカッション(前半)
- 中間課題発表&ディスカッション(後半)
- マーケティングマネジメントーPDCA・KGI/KPI事例ー
- マーケティングマネジメントーデータ統合&活用領域ー
- 最終課題ディスカッション
- 実務家による講演
- 最終課題発表&質疑応答(前半)
- 最終課題発表&質疑応答(後半)・最終講評
教科書
最新の論文や文献,実務事例を使用するため,現時点では指定せず,授業内で案内する
参考書
書籍情報はありません。