導入演習
応用データサイエンス学位プログラム
MADS1020
コース情報
担当教員: 百瀬 公朗
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水6
形式: 対面授業
レベル: 500
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
その他
各先生の評価による
詳細情報
概要
プロジェクト型のデータ分析演習を通じて一連のアナリティクス・プロセスを実施し,実業界において求められる実践的な分析スキルを学ぶ。また,ビジネスで求められるデータ分析の実践的なポイントを身につけられるようにする。ロジカルシンキング・クリティカルシンキングによる課題の本質の見極め,ストーリー作成・資料作成など,プロジェクト推進スキルの修得も目指す。 (大原 佳子) 組織・人材領域における課題,戦略,データ活用の関係について時間的・空間的に俯瞰し,全体像をとらえる。 (深澤 佑介) 人間中心の超スマート社会Society5.0における課題,戦略,データ活用の関係について時間的・空間的に俯瞰し,全体像をとらえる。 (小林 裕亨) ビジネスモデル革新領域における課題,戦略,データ活用の関係について時間的・空間的に俯瞰し,全体像をとらえる。 (伴 果純) マーケティング領域における課題,戦略,データ活用の関係について時間的・空間的に俯瞰し,全体像をとらえる。
目標
大原: 組織・人材領域の現状を理解し,現状の課題の特定とそれをデータサイエンスでどう解決していけばよいかを考え出すための知識とスキルを獲得し,実社会で活用する力を身につけることを目指す。 深澤: ・Society5.0におけるデータ活用事例※を学び,データサイエンスを実務で応用するための視点やスキルを習得する。 ※特に, 小売,飲食,交通,医療・ヘルスケアなどのリアルビジネス領域のスマート化に向けたデータ活用事例を想定。 ・Society5.0における様々な社会課題やビジネス課題に対してデータサイエンスを活用し課題解決に導く力を身に着ける。 小林: ビジネスモデル変革において,データ活用自体は目的ではなく,提供価値のイノベーションが目的であることを理解する。その実現のために様々な要素(顧客・関係者・製品・技術など)を有機的に再設計するためにデータが重要な役割を果たしていることを理解する。 伴: データサイエンスをマーケティング領域で応用するために必要な現状認識,視点の理解。その上で,自らマーケティング領域におけるビジネス課題を発見する実践スキルの獲得を目指す。同時に,解決に向けたアプローチ手法・方法論を考え,2年次演習の選択先決定につなげる。
授業外の学習
大原: 1.授業内容の理解のための復習および提示したテーマについての調査・研究 2.グループディスカッションの内容整理と発表資料の作成 3.個人レポートに必要な調査・研究とレポート作成 深澤: 予習:講義資料の予習,Soceity5.0におけるデータサイエンス活用事例の事前調査 復習:講義資料の復習,演習課題回答,分析資料作成 伴: 1. 授業内で指示さえた課題に対するグループワークの実践と取りまとめ,プレゼンテーション資料作成 2.授業内で課される個人レーポートに必要な調査・研究等とレポート作成 小林: 1.授業内容の理解のための復習および提示したテーマについての調査・研究 2.グループディスカッションの内容整理と発表資料の作成 3.個人レポートに必要な調査・研究とレポート作成
所要時間: 190分
スケジュール
- 合同イントロダクション・百瀬演習の説明
- 組織・人材領域におけるデータ活用について(大原) (2回-4回)(5回-7回)(8回―10回)(11回―13回)
- 組織・人材領域におけるデータと分析の整理と考察(大原) (2回-4回)(5回-7回)(8回―10回)(11回―13回)
- 組織・人材領域における分析についてレポート作成(大原) (2回-4回)(5回-7回)(8回―10回)(11回―13回)
- Society5.0におけるデータ活用について(深澤) (2回-4回)(5回-7回)(8回―10回)(11回―13回)
- Society5.0における分析スキルに係る解説と分析演習(深澤) (2回-4回)(5回-7回)(8回―10回)(11回―13回)
- Society5.0における分析資料作成(深澤) (2回-4回)(5回-7回)(8回―10回)(11回―13回)
- ビジネスモデル変革におけるデータ活用について:(事例と考え方)講義とグループディスカッション(小林) (2回-4回)(5回-7回)(8回―10回)(11回―13回)
- ビジネスモデル変革におけるデータ活用について:(分析と発表 その1)グループ発表と講義(小林) (2回-4回)(5回-7回)(8回―10回)(11回―13回)
- ビジネスモデル変革におけるデータ活用について:(分析と発表 その2)グループ発表と講義(小林) (2回-4回)(5回-7回)(8回―10回)(11回―13回)
- マーケティング領域におけるデータ活用について<現状と課題>(講義+グループディスカッション)(伴) (2回-4回)(5回-7回)(8回―10回)(11回―13回)
- マーケティング領域におけるデータ活用について<課題認識の深掘り>(レポート発表とディスカッション) (伴) (2回-4回)(5回-7回)(8回―10回)(11回―13回)
- マーケティング領域におけるデータ活用について<今後の展望>(講義+ディスカッション+個人レポート作成)(伴) (2回-4回)(5回-7回)(8回―10回)(11回―13回)
- 百瀬の演習基本方針,研究課題についての説明
教科書
各先生が指定
参考書
書籍情報はありません。