行政法演習

専門職学位課程法学研究科

LWS69106

コース情報

担当教員: 小舟 賢

単位数: 1

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水1

形式: 対面授業

レベル: 700

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

10%

定期試験

定期試験期間中

70%

その他

課題への取組み

20%

詳細情報

概要

法学部における「⾏政法」講義もしくは法科⼤学院における「⾏政法基礎」の履修を前提として,広く公法分野の問題に関する分析能⼒,対応能⼒を養い,さらにこれを⾼めることを⽬的とする。 ⾏政法については,⾏政法理論に対する理解を深めるとともに事案の分析能⼒を⾝に着けるため,複数の個別分野における具体的な事例検討を⾏う。

目標

⾏政法理論に対する理解を深めるとともに,具体的事案に対する⾼度な分析⼒や対応⼒を⾝に着けること。

授業外の学習

予習では,事前に提示される事例に対して,適切な法律構成を考え,それを文章のかたちにして準備をしてくること。復習では,授業を踏まえて,事例の分析方法や前提となる判例・学説について確認をしたうえで,事前に準備した文章を適宜修正して自分なりの文章を完成させること。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 第1回 事例検討(1):処分性 処分性に関する事例問題を出題し,質疑応答を交えつつ検討する。
  2. 第2回 事例検討(1):処分性 前回に引き続き,処分性に関する事例問題を検討する。
  3. 第3回 事例検討(2):原告適格 原告適格に関する事例問題を出題し,質疑応答を交えつつ検討する。
  4. 第4回 事例検討(2):原告適格 前回に引き続き,原告適格に関する事例問題を検討する。
  5. 第5回 事例検討(3):行政裁量 行政裁量に関する事例問題を出題し,質疑応答を交えつつ検討する。
  6. 第6回 事例検討(3):行政裁量,(4):違法性の承継 前回に引き続き,行政裁量に関する事例問題を検討する。 違法性の承継に関する事例問題を出題し,質疑応答を交えつつ検討する。
  7. 第7回 事例検討(4):違法性の承継 前回に引き続き,違法性の承継に関する事例問題を検討する。

教科書

『ケースブック⾏政法(第7版)』を使用する。

  • ケースブック⾏政法(第7版)

    著者: 野呂充ほか篇

    出版社: 弘文堂,2022年

参考書

  • 行政法(第3版)

    著者: 高橋滋

    出版社: 弘文堂,2023年

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