刑事訴訟法演習
専門職学位課程法学研究科
LWS69103
コース情報
担当教員: 小林 俊彦
単位数: 1
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火2
形式: 対面授業
レベル: 700
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
15%
授業参加
15%
定期試験
定期試験期間中
70%
詳細情報
概要
刑事訴訟法の基本的理解を確認しながら,刑事手続における主要な問題に検討を加え,刑事手続における法的問題点の発見と解決に向けた思考方法を身に付け,実務的課題に対応できるようにすることを目標とする。授業前に具体的事例を素材とする課題を提示するので,該当分野を予習し,与えられた課題を検討のうえで授業に出席することが求められる(課題は,各授業日の7日前までに出題する。)。 課題,必要な資料等については,「上智大学法科大学院教育研究支援システム」(通称TKC)の授業日欄に掲載する。 質問がある場合には,直接教員宛にメールすること。
目標
刑事訴訟法の重要論点につき正確に理解するとともに,刑事手続における 法的問題点の発見と解決に向けた思考方法を身に付け,実務的課題に対 応できるようにすることを目標とする。
授業外の学習
おって指示する。
所要時間: 190分
スケジュール
- 各授業日の7日前までにTKCの授業日欄に事前検討課題を提示する。受講生は,事前に該当分野を予習し,与えられた課題を検討のうえで授業に出席すること。初回は,オリエンテーションを実施する。 令状によらない捜索・差押え⑴,令状による捜索・差押え⑴ 〔到達目標〕 ○領置の意義,適法性等について正確に理解し,説明できる。 ○令状による捜索・差押えの効力等について正確に理解し,説明できる。
- 強制捜査と任意捜査,伝聞証拠・伝聞例外⑴ 〔到達目標〕 ○強制処分と任意処分の区別,任意捜査の限界について正確に理解し,説明できる。 ○伝聞証拠の概念について正確に理解し,説明できる。 ○伝聞例外の要件について正確に理解し,説明できる。
- 逮捕,勾留,別件逮捕・勾留 〔到達目標〕 ○逮捕の要件について正確に理解し,説明できる。 ○勾留の要件について正確に理解し,説明できる。 ○別件逮捕・勾留の適法性の判断基準等について正確に理解し,説明できる。
- 伝聞証拠・伝聞例外⑵,再伝聞証拠 〔到達目標〕 ○伝聞証拠の概念について正確に理解し,説明できる。 ○伝聞例外の要件について正確に理解し,説明できる。 ○再伝聞証拠の証拠能力の有無・要件について正確に理解し,説明できる。
- 令状によらない捜索・差押え⑵,令状による捜索・差押え⑵ 〔到達目標〕 ○逮捕に伴う捜索・差押えの場所的限界等について正確に理解し,説明できる。 ○令状による捜索の範囲等について正確に理解し,説明できる。
- 被疑者・被告人の取調べ 〔到達目標〕 ○任意取調べの限界等について正確に理解し,説明できる。 ○被告人の取調べの限界等について正確に理解し,説明できる。
- 訴因の変更 〔到達目標〕 ○訴因変更の要否等について正確に理解し,説明できる。 ○訴因変更の可否について正確に理解し,説明できる。
- 期末試験 授業内容の理解度を確認するため,期末試験を実施する。 〔到達目標〕 ○刑事訴訟法の重要論点につき,正確に理解している。 ○刑事手続における法的問題点の発見と解決に向けた思考方法を身に付け,実務的課題に対応することができる。
教科書
自由記述/Free Text (*)必須/Entry Required 現時点では指定せず,授業内で案内する。
参考書
授業内で案内する。