環境法の現代的課題

専門職学位課程法学研究科

LWS55500

コース情報

担当教員: 越智 敏裕

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木1

形式: 対面授業

レベル: 700

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

15%

リアクションペーパー

15%

レポート

70%

その他

平常点(30%,ただし内訳は,①授業への参加15%,②課題への取り組み15%とする)及びレポート(70%)を総合評価する。LS成績評価基準による。

70%

詳細情報

概要

民法,行政法,環境法の基礎的な理解を有する受講者を対象に,他の環境法関係科目では余り扱わない法分野を中心に講義する。具体的には,文化財保護,文化芸術法制等の法分野を扱い,立法政策も視野に入れる。 前提となる法制度や環境問題についての概説・確認は主に講義形式で行い,指定する事例・裁判例の検討については,受講者に報告してもらい,予習を前提として多方向的な授業を演習形式で行う。

目標

他の授業科目では扱わない環境法分野につき,理解を深める。

授業外の学習

講義中心部分は復習を,演習形式部分はしっかりと予習をされたい。

所要時間: 200分

スケジュール

  1. ~9.導入,まちづくり・歴史的建造物と法 文化財のうち「歴史的建造物」の保護に関する法制度と諸課題を検討する。文化財保護法,景観法等による保護制度がどうなっているか,なぜ法的保護が弱いのか,比較法的視点も含めて問題点を整理したうえで,5%ルール,保護申請制度,団体訴訟など立法提案を学び,また,具体的事例をもとに文化財保護訴訟の限界を確認する。 〔到達目標〕 文化財保護における問題の所在,文化財保護法等の限界,主な裁判例に関する基本的理解
  2. まちづくり・歴史的建造物と法 同上
  3. まちづくり・歴史的建造物と法 同上
  4. まちづくり・歴史的建造物と法 同上
  5. まちづくり・歴史的建造物と法 同上
  6. まちづくり・歴史的建造物と法 同上
  7. まちづくり・歴史的建造物と法 同上
  8. まちづくり・歴史的建造物と法 同上
  9. 歴史的建造物と法 同上
  10. 文化芸術と法 同上~13.文化芸術法制と法 国レベルの文化芸術法制を踏まえ,主として自治体の文化芸術政策をめぐる法的紛争につき,住民訴訟の近時の裁判例などを取り上げつつ,最新の動向を検討する。 〔到達目標〕 文化芸術法制の概要,自治体の文化芸術政策を巡る訴訟の動向に関する基本的理解
  11. 文化芸術と法 同上
  12. 文化芸術と法 同上
  13. 文化芸術と法 同上
  14. Review Session 同上
  15. [最終的到達目標] 取り扱った法分野の最新状況を理解することで,環境法の現代的課題につき,幅広い理解を持つことで,実務家としての問題意識,さらには政策提言能力を養う。

教科書

必要な授業レジュメ・資料は随時提供するか,具体的に指示する。

    参考書

    書籍情報はありません。

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