エクスターンシップ II(企業等)

専門職学位課程法学研究科

LWS5137A

コース情報

担当教員: 北村 喜宣

単位数: 1

年度: 2024

学期: 秋学期集中

曜限: その他

形式: 対面授業

レベル: 700

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

その他

実務研修について当該学生の作成したレポート,各エクスターンシップ先の研修担当弁護士等による学生の研修態度等についての評価を資料として,エクスターンシップ運営委員会の合議によって,単位修得を認めるか否かを決定する。なお,2箇所のエクスターンシップの派遣を受けたときは,ⅠとⅡを合計して2単位を超えない範囲で単位認定する。 単位の認定は,合否のみにより,成績評価は行わない。 基本は対面だが状況による。

100%

詳細情報

概要

エクスターンシップの受入れ先となる民間企業等において,研修生としてそこでの仕事の概要を見聞し,自ら実務を体験することによって,法律事務所とは異なる,企業内における法曹としての役割を肌で感じ,実務感覚を習得することを目的とする。法科大学院の長期休暇中に研修先で集中して体験する方式をとる。事前の準備として,法科大学院の学生として民間企業等で研修する際に必要な予備知識と心得などについて事前講義を行うので,必ず受講することが必要とされる。 1~2週間の研修を体験して,レポートを作成し,エクスターンシップ運営委員会で単位修得を認めた場合には,2週間の研修については,エクスターンシップⅠ及びⅡの計2単位を修得する。1週間の研修については,エクスターンシップⅠあるいはⅡの1単位のみを修得する。なお,エクスターンシップ(法曹),エクスターンシップ(企業等),エクスターンシップ(公務)の区別にかかわらず,修了に必要な単位としての認定は,エクスターンシップ全体で2単位が上限である。

目標

法科大学院生について認められたエクスターンシップ制度であることを十分に自覚し,明確な目的意識をもって実務研修に赴き,真摯な態度で研修に従事し,机上の学習では得難い実務を体験することによって,将来の法律専門家としての資質を高めることを目的とする。

授業外の学習

事前授業によって,法律事務所・企業等で研修するに当たっての必須の作法・心得を修得し,守秘義務の重要性について十分理解したうえで,研修に臨む。 研修先の指導担当者の指示により,与えられた課題について,十分な予習・復習を行う。さらに,研修期間中の実務体験に関して,自ら積極的に検討課題を探求し,学習し,レポートをまとめる。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 事前準備のための講義① 主として民間企業に派遣される学生に対して,インハウス弁護士としての法律実務の概要,弁護士倫理,案件処理,依頼人との関係,秘密保持義務,法科大学院の学生として法律事務所・企業等で実務研修する場合の心得などについて,実務家である担当教員が講義する。
  2. 事前準備のための講義① 主として民間企業に派遣される学生に対して,インハウス弁護士としての法律実務の概要,弁護士倫理,案件処理,依頼人との関係,秘密保持義務,法科大学院の学生として法律事務所・企業等で実務研修する場合の心得などについて,実務家である担当教員が講義する。
  3. 長期休暇期間中の企業等での研修(1週間) 1日(8時間以上)×5日間
  4. 研修に関するレポートの作成

教科書

事前授業時に配布

  • 「法曹倫理講義」(実務法律講義8)

    著者: 高中正彦

    出版社: 民事法研究会

参考書

書籍情報はありません。

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