イスパニア語圏のことばと文化A

共通 - 言語教育研究センター

LSPN2850

コース情報

担当教員: 藤井 礼奈

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 火4

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

レポート

40%

小テスト等

30%

その他

1. 開講時にMoodleに掲示する欠席回数を超過したものは評価対象外となる。 2. 「その他」は,半期に数回実施するグループ討議の内容を整理し,自身のコメントを加えて提出。「レポート」は受講人数によって個人またはグループ発表となる場合がある。

30%

詳細情報

概要

イスパニア語圏で暮らす人びと,そこで話されている言語にどのようなイメージを持っているでしょうか。一般的に,明るさや情熱などの言葉で語られることが多い国々・地域ですが,実際にその世界に飛び込むと,その歴史や社会には光と影の側面があり,多様な生き方や価値観を持つ人びとの暮らしがあることが分かります。 本講義では,イスパニア語圏の言語,歴史,政治,社会環境,国際社会における立ち位置など様々な角度から論じていきます。旅するような感覚で,イスパニア語圏の路地を一緒に歩きましょう。柔軟な知性と豊かな想像力を持つ学生の受講を歓迎します。

目標

1. イスパニア語圏への固定化されたイメージからの脱却を意識的にはかると同時に,自身の文化やことば,価値観を相対化する姿勢・態度を身に着ける。 2. 授業で展開される種々のトピックを有機的に関連付け,さらに自身が関心を持つテーマで発表またはレポートする。

授業外の学習

・授業で予習が必要な場合,必要文献を熟読してくること。 ・定期的に小テスト,グループ討議の機会を設けるので,こまめな復習を必要とする。 ・映画や視聴覚資料を適宜用いて授業を展開する。授業内で視聴時間がない場合や,発表等に向けて自宅や大学での視聴が必要になることがある。

所要時間: 190分以上

スケジュール

  1. イントロダクション
  2. イスパニア語を使う人びと (1)
  3. イスパニア語を使う人びと (2)
  4. イスパニア語を巡る議論 (1) 言語の歴史
  5. イスパニア語を巡る議論 (2) 地域ナショナリズム
  6. イスパニア語を巡る議論 (3) 言語の分裂と統合を巡る議論
  7. イスパニア語を巡る議論 (4) 他ヨーロッパ諸言語との比較
  8. イスパニア語を巡る議論 (5) 米国におけるポジション
  9. スペインの映画 (1)
  10. スペインの映画 (2)
  11. スペインの映画 (3)
  12. 発表とグループ討議 (1)
  13. 発表とグループ討議 (2)
  14. 全体総括-ミニレポートの提出 -

教科書

教科書は定めず,適宜授業やMoodleでプリント等を配布する。

    参考書

    授業の進捗,受講生の関心事項に沿って適宜案内する。

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