イスパニア語総合３(中級)*

概要

初級の授業で習得した基礎知識をもとに,総合的なコミュニケーション能力をさらに高めていく。中級レベルの文法や語彙,表現を,ペアやグループでコミュニケーションするアクティビティを通して学んでいく。 文法は,点過去,線過去の2つの過去時制,現在完了を扱う。またコミュニケーションに必要な語彙は順次学んでいく。それらを使って,伝記を読んだり,過去の旅行,子供のころの生活について話したりする。 アメリカ合衆国のイスパニア語話者コミュニティについてなどの文化的なポイントも扱う。 授業で扱った文法を理解し,語彙や表現を確実に覚えていくことが必要である。授業ではペアワークやグループワークアクティビティが多く,積極的に参加することが期待される。

目標

完璧なイスパニア語ではないが,初級学習時よりも効果的なコミュニケーションができるようになることを目標とする。過去の生活について語るなど,個人レベルでのより深い会話ができるようにする。言語の学習を通じて,イスパニア語圏の文化に関心を持ち続けるとともに,自分自身の文化を見直していこうとする態度を養うことが肝要である。さらに,将来イスパニア語や他の外国語を自律的学習者として学び続けられるようにするための学習ストラテジーを身につける。

授業外の学習

予習と復習が必要だが復習を中心に行う。Moodleで課題が出されることがあるので,必ずチェックす ること。 A．予習が必要な場合は,授業中に指示する。指示された場合は,それが次のクラスまでか,１週間後 のクラスまでかを必ず教員に確認すること。予習の指示がない場合は,次の授業で扱う内容にざっと目を通しておく。 B．復習では,次のことを確認し,暗記する。 1. 新たに学んだ文法事項など授業で扱った内容が完全に理解できたかを確認する。理解できていない内容がある場合は,次の授業で質問できるようにメモをしておく。 2. 新出,既習にかかわらず覚えていない語彙や表現の使い方を再確認し,すべて暗記する。 3. 授業で扱ったオーディオを教科書を見ないでも理解できるよう復習する。 4. 教科書を見ずに授業で使った文を書いてみて,教科書で確認する。 5. Moodleの課題や授業中に出された課題を期限に遅れないように必ず行う。 6. その他教員が指示した学習を行う。

所要時間: 45分以上