イタリア語上級D
共通 - 言語教育研究センター
LITL3030
コース情報
担当教員: 堤 康徳
単位数: 1
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金4
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
50%
レポート
50%
詳細情報
概要
文法の知識を活かし,テキストの精読を行うことによって,語彙力と読解力の向上を図る。文意を正確に把握し,それをわかりやすい日本語に翻訳する練習をする。テキストは事前にコピーして渡す。15世紀から近世までのイタリアの歴史を概観する。各時代の芸術についても検討する。各自レポートのプレゼンテーションを行い,それについて受講者全員で意見を交わす。
目標
イタリアの歴史について書かれた文献の講読を通じて,イタリア語の知識と,イタリア文化(イタリアの都市の多様性など)への理解を深めることを目標とする。辞書を丁寧に引く練習をし,イタリア語の読解力を養うことを目指す。
授業外の学習
受講者は予習と復習を心がけてください。復習(30分):学習した単語と動詞の活用をおぼえる。予習(70 分):辞書を丁寧に引いて文章の意味を把握するまでテキストを読んでくること。
所要時間: 45分以上
スケジュール
- イタリアの歴史的,地理的条件について。
- メディチ家とフィレンツェ。
- ルネサンスと人文主義。
- ペトラスカについて。
- ルネサンスの芸術。Raffaelloの絵画。
- ルネサンスの芸術。Leonardoの絵画。
- ミケランジェロの芸術。
- 対抗宗教改革とトレント公会議。
- バロックの芸術。
- Caravaggioの絵画。
- マキャヴェッリ『君主論』について。
- 世紀のイタリア,飢饉,戦争,ペスト。 18世紀のイタリア。
- まとめ。
- レポート提出と発表(日本語で1600字程度)。各自関心のある,歴史的トピックや,芸術,文学作品についてレポートにまとめる。その発表を聞いて受講者で議論する。
教科書
初回授業でプリントを配布します。
参考書
Storia italiana per stranieri
著者: P. Balboni e M. Santipolo
出版社: Guerra, 2004