イタリア語上級C
共通 - 言語教育研究センター
LITL3020
コース情報
担当教員: 堤 康徳
単位数: 1
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 金4
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
50%
レポート
50%
詳細情報
概要
文法の知識を活かし,テキストの精読を行うことによって,語彙力と読解力の向上を図る。文意を正確に把握し,それをわかりやすい日本語に翻訳する練習をする。テキストは事前にコピーして渡す。古代ローマから中世までのイタリアの歴史を概観する。各自レポートのプレゼンテーションを行い,それについて受講者全員で意見を交わす。
目標
イタリアの歴史について書かれた文献の講読を通じて,イタリア語の知識と,イタリア文化(イタリアの都市の多様性など)への理解を深めることを目標とする。辞書を丁寧に引く練習をし,イタリア語の読解力を養うことを目指す。
授業外の学習
受講者は予習と復習を心がけてください。復習:学習した単語と動詞の活用をおぼえる。予習:辞書を丁寧に引いて文章の意味を把握するまでテキストを読んでくること。
所要時間: 45分以上
スケジュール
- ガイダンス。イタリアの歴史的,地理的特徴について。
- エトルリアの歴史と文化。
- ギリシア人の植民都市。マグナ・グラエキア。
- 共和制ローマ。
- 帝政ローマ。
- ゲルマン民族の大移動。
- ランゴバルドとフランク。
- 托鉢修道会
- 自治都市 Comuni
- 四大海運共和国
- 皇帝派と教皇派
- ダンテの『神曲』とイタリア語の歴史について。
- まとめ。
- レポートの発表と提出。授業でとりあげた歴史的なトピックについて発表し,イタリア語で話し合う。
教科書
初回授業でプリントを配布します。
参考書
授業中に指示する
Storia italiana per stranier
著者: P. Balboni e M.Santipolo
出版社: Guerra, 2004