選択演習B(社会保障法)

概要

本演習では,社会保障法の基本的な知識を習得したうえで,社会保障制度が抱える課題について調べ,今後の社会保障制度の在り方について考察していただくことを予定している。秋学期には,障害者支援をテーマとして,その改善すべき点・課題等について考察する予定である。また,春学期又は冬学期に報告したテーマについて,論文指導を行い,ゼミ論文集を作成する。 なお,本授業は,法学部のCP2,法律学科のCP3に対応する。

目標

社会保障法に関する基本的な知識を習得したうえで,与えられたテーマ(生活困窮者支援政策が抱える課題等)について調べ,報告し,ゼミ生同士で議論し,当該課題の今後について考える。 選択したテーマについて,ゼミ論文を執筆・完成させる。

授業外の学習

本演習では,グループでの報告の後,いくつかのグループに分かれてのグループ・ディスカッションを行う(ワークショップ方式)。報告者は,グループ報告の準備のために,事前に２～３回,事前勉強会を開催し(合計６時間程度),共同で報告のための資料を作成すること。報告者以外は,報告者グループが用意した資料を事前に読み,疑問点をまとめること(60分程度)。また,ゼミ終了後は,グループ報告・ディスカッションの内容を各自で整理し,疑問点について調査すること(130分程度)。 加えて,ゼミ論文執筆のために,図書館等で関連論文を読み,それをまとめることも求める。

所要時間: 190分