選択演習B(憲法)

法学部

LAW77214

コース情報

担当教員: 阿部 和文

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 火5

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

50%

その他

報告の内容を考慮します。

50%

詳細情報

概要

日本国憲法を解釈するための基本的な概念や理論を,具体的な判決や現実に議論されているテーマを通して理解していくことが,この演習の目的です。 本演習の素材となるのは,次の2つです: ①判例(判例教材に掲載されていないものを含む。) ②憲法をめぐる個別のテーマ(すでに最高裁判決が複数存在するテーマについては,それらを包括的に分析する内容でもかまいません。)

目標

憲法(基本的人権・統治)の授業で学習した事項をよりしっかりと定着させ,また発展的な知識や考え方を習得することによって,現在・将来の憲法問題について自力の意見を粘り強く形成し,また他者との間で建設的な議論ができるだけの能力を身につけることが,この演習の到達目標です。

授業外の学習

① 報告担当者は,担当する判決やテーマについて,法令・判決・文献などを調査し,これをレジュメにまとめ,当日の報告に備えてください。 また,それ以外の参加者は,判決を扱う場合にはその判決の全文を通読し,判決の議論の進め方を押さえ,かつそれに対する批判的な検討を行い,討論に備えてください。 ② 復習としては,当日の報告および討論の内容を振り返り,そこで取り上げられた憲法上の問題について,知識や考え方を整理し身につけるようにしてください。

所要時間: 200分

スケジュール

  1. ガイダンス,オリエンテーション(ゼミの進め方に関する説明,具体的な報告の順番・テーマの決定など)
  2. 報告・討論①
  3. 報告・討論②
  4. 報告・討論③
  5. 報告・討論④
  6. 報告・討論⑤
  7. 報告・討論⑥
  8. 報告・討論⑦
  9. 報告・討論⑧
  10. 報告・討論⑨
  11. 報告・討論⑩
  12. 報告・討論⑪
  13. 報告・討論⑫
  14. 全体討論(第2回から第13回までの報告・討論のまとめ等)

教科書

特定の教材は指定しませんが,ゼミの進め方・報告者のテーマの選択によっては,判例集を用意してもらう必要があります。その際には,『憲法判例百選I・II 第7版』(有斐閣,2019)を用意してもらうことになります。 また,出版社は指定しませんが,いわゆる「学習用六法」を毎回必ず持参してください。

    参考書

    書籍情報はありません。

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