選択演習B(法哲学)
法学部
LAW77206
コース情報
担当教員: 奥田 純一郎
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木5
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
10%
授業参加
90%
詳細情報
概要
例年,この演習では春学期に法哲学に関する文献を購読し,秋学期に自由報告を行うという形式をとっている。今年度は春学期に,マーサ・ヌスバウム著『感情と法』を購読し,法と感情の間の緊張含みの適切な距離の取り方を考察するが,秋学期はその知識を踏まえ,法をめぐる諸問題につき,参加者の関心に従って自由に選択されたテーマにつき考察してもらい,参加者全員で討議する。
目標
法哲学上の問題点につき,主体的に思考し,他者と議論し,自己と異なる意見にも耳を傾け,他者とも共有可能な理由を提示して自己の見解を述べる姿勢を身につけること。
授業外の学習
予習:該当回のテーマに関し,文献を読んで疑問点や自己の見解を確立する。加えて報 告者はレジュメを作成する。 復習:授業中に行われた議論を踏まえ,事前に持っていた自己の見解を深化させる。
所要時間: 予習100分・復習90分程度
スケジュール
- ガイダンス及び分担決定。この際に進行予定を決定するので,第1回目に欠席した場合は受講を認めない。
- 報告(1)
- 報告(2)
- 報告(3)
- 中間討論(1)
- 報告(4)
- 報告(5)
- 報告(6)
- 中間討論(2)
- 報告(7)
- 報告(8)
- 報告(9)
- 報告(10)
- 総括討論
教科書
各人の自由報告がメインであるので,秋学期固有の教科書は特に指定しない。
感情と法
著者: マーサ・ヌスバウム
出版社: 慶應義塾大学出版会 2010
参考書
法哲学
著者: 瀧川裕英他
出版社: 有斐閣
よくわかる法哲学・法思想
著者: 深田三徳・濱真一郎(編著)
出版社: ミネルヴァ書房