アジア法

法学部

LAW67300

コース情報

担当教員: 森口 聡

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 水5

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

出席状況

40%

定期試験

定期試験期間中

60%

詳細情報

概要

昨今のアジア諸国の飛躍的発展とともに,経済的側面から見た日本にとってのアジアの重要性は日増しに高まっている。日本企業が中国や東南アジアに積極的に進出している現状を受けて,日本企業がアジア諸国を中心とした海外諸国に進出する際に知っておくべき現地の法律,規制,知的財産権保護,紛争解決方法などについての基礎知識を学ぶ。各国の歴史・政治・文化的背景などにも触れつつ,日本法,大陸法,英米法との比較もまじえアジア諸国の法律を考察する。

目標

東アジア及び東南アジアの個々の国や地域に関する現状の法制度とそこに至る歴史的過程を理解し,海外進出に際して必要とされる法的知識全般を身につける。

授業外の学習

授業の対象となる国・地域の概要について簡単に予習しておくこと。また,指示があった場合はテキストの該当箇所を事前にざっと読んでおくこと。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 導入 ~ アジア諸国(地域を含む。以下同じ)全般に関する基本知識
  2. 日本法,大陸法,英米法との比較における,アジア諸国の法律の位置づけ
  3. 中国1
  4. 中国2 *中国2からイスラム金融の回までは原則としてゲストスピーカーを呼んでの講義となるため,参加可能なゲストスピーカーの予定にあわせて内容を後日決定しますので,下記は参考例としてご理解ください。
  5. ゲストスピーカーを呼んでの個別国・地域の法律分析(国・地域の例; 韓国,台湾,タイ,ベトナム,マレーシア,フィリピン,シンガポール,インドネシア,インド,ミャンマーなど)
  6. 同上
  7. 同上
  8. 同上
  9. 同上
  10. 同上
  11. 渉外知的財産権
  12. イスラム金融
  13. 紛争解決方法~裁判,仲裁,調停等
  14. まとめ
  15. 試験

教科書

可能な限り指定教科書を参照のこと(試験の際にも持込可)。

  • ケースで学ぶ国際企業法務のエッセンス

    著者: 森下哲朗・平野温郎・森口聡・山本卓

    出版社: 有斐閣 2017年

参考書

書籍情報はありません。

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