比較環境法
法学部
LAW63900
コース情報
担当教員: 桑原 勇進
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金3
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
定期試験
定期試験期間中
100%
詳細情報
概要
環境法の若干の基本的考え方ないしトピックについて,日本とドイツを主に比較しながら,場合により他の国の法制も参照しつつ,考察する。
目標
予防原則等の基本的な環境法原則について,他国と比較した上で大まかな特徴を説明することができるようになること。
授業外の学習
テキスト(特に指定しない)の該当箇所を予め読み,授業後に改めて読むこと。予習・復習ともそれぞれ90~100分程度。
所要時間: 190分
スケジュール
- ガイダンス
- 予防原則1―予防原則の意義
- 予防原則2―ドイツにおける予防原則の展開
- 基本原則を支えるドイツの環境法史―警察法における危険概念
- 基本原則を支えるドイツの憲法論1―基本権保護義務
- 基本原則を支えるドイツの憲法論2―環境保護規定
- 残存リスク
- 原因者責任原則1――ドイツ警察法における伝統的原因者概念
- 原因者責任原則2――ドイツ警察法における原因者概念の学説的展開
- ドイツにおける気候変動に関する裁判例
- 状態責任(土壌汚染対策)1―日本
- 状態責任(土壌汚染対策)2―ドイツの伝統的立場
- 状態責任をめぐるドイツの判例の展開
- 状態責任をめぐるドイツの学説の展開
教科書
特になし。適宜資料を配布し,参考文献等を支持する予定。
参考書
書籍情報はありません。