必修演習A(西洋法制史)

法学部

LAW47133

コース情報

担当教員: 松本 尚子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木5

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

20%

授業参加

30%

その他

必ず秋学期の「必修演習IV」と併せて履修すること。 3回欠席した受講生には単位を認めない場合がある。 成績評価は出席状況(20%)・授業参加(30%)・レジュメ作成(50%)を総合したものとする。

50%

詳細情報

概要

西洋法制史の具体的なトピックや研究方法を勉強するゼミ。 担当教員が紹介するいくつかの西洋法制史関連文献(英語)のなかから,受講生の話し合いで一つテクストを選ぶ。受講生が交代で担当部分をレジュメにまとめて報告,この報告を土台に全員で内容を議論する。 過去に読んだ文献のテーマ例は,契約理念史,各国訴訟率の歴史的な国際比較,中世における職業法曹の誕生,教会法史,ナチス期の法,紛争文化比較史,法と宗教,不戦条約成立史,緊急事態法制史。 春学期の終盤に図書館講習や論文作成講義などを実施し,秋学期に作成するゼミ論文の準備を始める。

目標

もっとも重要な到達目標は,歴史文献をさまざまな角度から批判的に(否定的にという意味でなく建設的に)読み解く力を養うことである。そのために,教科書より一歩踏み込んだ専門的な歴史文献を講読し,現在の法制史研究の対象や研究方法,議論状況を把握することを目指す。また,英語文献を読みこむことによって,英語による学術論文の語彙やロジックに親しみ,自ら英語で発信するための基礎を築くこともねらいとしている。 秋学期に向けての具体的な目標は,講読文献の読解・分析を通じて自分の問題関心を膨らませてゆき,1月に提出するゼミ論文のテーマを見定めていくこと,図書館講習等を通じてゼミ論文のテーマ選定・情報収集のスキルを身に着けることである。

授業外の学習

各回の講読部分を読み,質疑応答の準備をしてくること(目安として,各回の予習に3時間程度)。 報告者は講読部分を要約したレジュメを作成すること。 春学期の終わりまでに,秋学期に作成するゼミ論文のテーマを検討しておくこと。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. オリエンテーション: 年間スケジュールの説明と春学期用講読文献の検討
  2. 講読文献の導入講義
  3. 担当者によるレジュメ発表およびこれを基にした討論
  4. 担当者によるレジュメ発表およびこれを基にした討論
  5. 担当者によるレジュメ発表およびこれを基にした討論
  6. 担当者によるレジュメ発表およびこれを基にした討論
  7. 担当者によるレジュメ発表およびこれを基にした討論
  8. 担当者によるレジュメ発表およびこれを基にした討論
  9. 担当者によるレジュメ発表およびこれを基にした討論
  10. 担当者によるレジュメ発表およびこれを基にした討論
  11. 担当者によるレジュメ発表およびこれを基にした討論
  12. 担当者によるレジュメ発表およびこれを基にした討論
  13. 図書館講習+ゼミ論文の書き方講習
  14. ゼミ論文テーマと参考文献検索結果の発表

教科書

参加者と相談のうえ決める。英語文献を用いる。

    参考書

    書籍情報はありません。

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