必修演習A(経済法)
法学部
LAW47123
コース情報
担当教員: 楠 茂樹
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木5
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
その他
「授業参加」とは,「報告用資料」「報告内容」「質疑の状況」等のことを指す。
詳細情報
概要
独禁法と競争政策の最前線を学ぶ (1)独占禁止法にかかわる法理,関連する経済(学)的議論を学ぶ。 (2)独占禁止法の個別規定の解釈論を学ぶ。 (3)独占禁止法違反の構造,その適用状況から各産業の特徴と競争のあり方を知る。 (4)以上のことがらについて,自ら考え,議論できるようにする。 【目的・内容】 経済法分野の諸問題を研究する。独占禁止法が中心となるが,消費者法,各種業法,広く競争政策に関連する法を対象とする。 ○研究テーマ(例): ・独占禁止法は労働契約にかかわる競争制限に及ぶか? ・小売業における企業結合の考察 ・プロスポーツと独占禁止法 ・ICT と独占禁止法 ・景品表示法の最近の事例研究 ・入札談合と入札制度 ・金融と優越的地位濫用 ・豊洲市場,オリンピックをめぐる談合疑惑 ・AMAZON等,インターネット産業と独禁法 ・確約手続 ・地方銀行の統合問題 なお,経済法を前期で履修する受講生がいることを考慮して,前期においては独占禁止法の学問的知識を必ずしも前提としない,新聞記事や雑誌記事等を素材とした時事問題的なアプローチから独占禁止法を学習し,後期においては詳細な解釈論を扱う学究的なアプローチへと移行する。 *このゼミは1年限り(演習A+B)の履修を原則として,受講生を受け入れる。新3年生は十分注意をすること。
目標
講義概要を参照。
授業外の学習
受講生に報告を求める形式で授業を進めるので,当然相当の予習が求められる。指示・配布された教材,資料を読み込みつつ,十分な予習,復習(各5時間程度)が求められる。
所要時間: 5時間
スケジュール
- 以下のスケジュールは「参考」である。各受講生と相談の上内容を決定する。 オリジナルな資料を作成し,配布することも予定している。 第1回:教員によるイントロダクション
- 第2回:教員からの情報提供1
- 第3回:教員からの情報提供2
- 第4回:個別報告
- 第5回:個別報告
- 第6回:個別報告
- 第7回:個別報告
- 第8回:個別報告
- 第9回:個別報告
- 第10回:個別報告
- 第11回:個別報告
- 第12回:個別報告
- 第13回:個別報告
- 第14回:全体の総括
教科書
適宜指示する。
参考書
書籍情報はありません。