必修演習A(刑法)

法学部

LAW47102

コース情報

担当教員: 照沼 亮介

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 火5

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

30%

授業参加

30%

その他

※「その他」については,報告内容及び報告時以外の発言内容(40%)とします。 ※他人に著しく迷惑をかける態度・問題行動があった場合には相応に対処します。

40%

詳細情報

概要

今年度は,重要論点に関する双方向式の授業と,担当者による判例に関する報告とを,ほぼ交互のペースで実施する予定です。多少の時間延長はあり得ますので,予めご了承下さい。 重要事項は随時LOYOLA,Moodle等に掲出するので,平素から確認の上,教員からのメールによる連絡に対応できるようにしておいて下さい。

目標

※春学期に総論,秋学期に各論の重要判例を扱い,論点の正確な理解を身に着ける。 ※卒業後,法律に関連する進路を志望するか否かにかかわらず,解決の困難な社会問題に関して,広く先例や文献のリサーチを行い,自分の考えをまとめ,報告を行い,意見を異にする相手に対しても説得力を有するような主張を展開して,生産的な意見交換をする・・・といった能力は,「法学部出身の社会人」に対して一般に求められている素養である。 担当教員としては,広範な社会問題と密接にかかわる刑法学の問題はこうした素養を身につける上で格好の素材であり,少人数集団の中で議論することはその手段としてきわめて有効な経験となり得る,と考えている。

授業外の学習

※毎回の内容につき必ず予習及び復習を行い,理解を定着させるように努めて下さい。 ※分からない部分を極力後に残さないよう,随時質問して解消しておいて下さい。当日の時間を有効活用する意味でも,特に報告担当者は事前に教員に質問したり,ゼミ生間で意見交換したりする機会を設けて貰った方が好ましいと思います。 → 質問の際は,下記アドレスにお願いします。 [email protected]

所要時間: 目安として200分(報告担当でない場合)。

スケジュール

  1. ガイダンス(自己紹介,注意事項,配布物の説明,今後の予定)+刑法の体系について
  2. 報告1
  3. 授業2
  4. 報告2
  5. 授業3
  6. 報告3
  7. 授業4
  8. 報告4
  9. 授業5
  10. 報告5
  11. 授業6
  12. 報告6
  13. 授業7
  14. 報告7

教科書

教科書はこれに限定する趣旨ではなく便宜上掲げているのみですので,手持ちの教科書はもとより,各自で掘り下げていろいろとリサーチする習慣を身につけて欲しいと思います。

  • 『一歩先への刑法入門』

    著者: 照沼亮介ほか

    出版社: 有斐閣,2023年

参考書

※毎回の論点につき,学部講義を担当した際のレジュメをMOODLE上に掲示する予定です。まずはこれを手掛かりに予習・復習をしておいて下さい。 ※毎回判例を熟読して貰う必要があります。判例集のほか,解説・評釈等についても,可能な範囲で広く参照して下さい。 ※その他,受験との関係で論述の基本的な素養を身に着けたいと考えている方のため,下記のものを掲げておきますので参考にして下さい(1より2の方がハイレベルで,より実戦向けです)。

  • 『徹底チェック刑法:基本を押さえる事例演習』

    著者: 嶋矢貴之ほか

    出版社: 有斐閣,2022年

  • 『刑法事例の歩き方:判例を地図に』

    著者: 嶋矢貴之ほか

    出版社: 有斐閣,2023年

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