必修演習A(民事訴訟法)

法学部

LAW47100

コース情報

担当教員: 安西 明子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木4

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

10%

授業参加

50%

レポート

40%

詳細情報

概要

お金の貸し借りや家の明渡しなど,身近な民事のもめごとをどのように調整すればよいか,その話し合いの仕方,手続を勉強する。基本的に民事訴訟法1(同2,民事執行保全法)の履修(並行履修)を前提に,講義で学習する基本判例を使って模擬裁判(対戦)を行う。 ほかに,生活の知恵として裁判所などの様々な機関(例,法テラス,弁護士会,行政の相談機関)の使い方を学んだり,希望により問題演習,論述式答案練習も行う。

目標

身近な民事のもめごとを,どのような手続で調整すればよいか理解し,実践できるようになる。 民事訴訟法の条文および民事訴訟の基本的判例・学説を十分に理解し,基本的な事例問題への対処のための能力を身につける。

授業外の学習

毎回の演習で課題を出すので,それに関して資料を調査し書面作成するなどの準備をしておくこと。

所要時間: 1 回あたり 190 分以上

スケジュール

  1. 演習の進め方等について相談 (詳細は受講者と相談の上,決定する) *初回までに各自Moodle等の登録が必要である。Loyora掲示の指示に従ってMoodle登録を済ませておくこと。
  2. 民事訴訟手続の概説
  3. 報告練習
  4. 判例検討
  5. 模擬裁判1 参加者との相談により選出した,最初の判例を題材に模擬裁判を実施する
  6. 反省会1 最初の判例を題材とした模擬裁判の実践について全員で評価検討する。次回の判例を選出して準備を進める
  7. 模擬裁判2 第2番目に選出した判例を題材に模擬裁判を実施する
  8. 反省会2 第2番目に選出した判例を題材とした模擬裁判の実践について全員で評価検討する。次回の判例を選出して準備を進める
  9. 模擬裁判3 第3番目に選出した判例を題材に模擬裁判を実施する
  10. 反省会3 第3番目に選出した判例を題材とした模擬裁判の実践について全員で評価検討する。次回の判例を選出して準備を進める
  11. 模擬裁判4 第4番目に選出した判例を題材に模擬裁判を実施する
  12. 反省会4 第4番目に選出した判例を題材とした模擬裁判の実践について全員で評価検討する。次回の判例を選出して準備を進める
  13. 合同ゼミ参加の相談と準備等
  14. まとめ:レポート提出等

教科書

民事訴訟法1で使用する教科書等のほか,適宜紹介,指定する。 自分で必要な文献資料を探せるように図書館やインターネットの使い方を一緒に練習する。

    参考書

    適宜紹介,指定する。 自分で必要な文献資料を探せるように図書館やインターネットの使い方を一緒に練習する。

    • アクチュアル・民事の訴訟・補訂版

      著者: 福永有利=井上治典

      出版社: 有斐閣2016

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