日中文化交渉史A
文学部
HUM60640
コース情報
担当教員: 長尾 直茂
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木4
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
授業参加
20%
レポート
80%
その他
適宜に課題を出して,moodleに提出することを求める。これを複数回行うことで,レポートとして評価要素に含める。
0%
詳細情報
概要
日本の文化が古来いかに中国文化の影響を受けて来たかを探るために,本講義では儒教を題材とすることとする。基本的な資料を原文に即して読み進めてゆくことを通じて,日本文化と中国文化との関係を具体的に読み解いてゆく。また,日本や中国の古典的な文献を読解する能力を養うことも目的とする。
目標
日本や中国の古典的な文献の読解を通じて,日中の文化交渉の諸相を理解する。また,日本・中国の漢文読解の基礎知識を養う。
授業外の学習
あらかじめ配布されたプリントなどの資料は,講義前に必ず読んでおくこと(100分)。また,講義時に参考文献として紹介した書籍の読解を通じて,講義内容を自ら深めてゆくことが復習として大切である(100分)。
所要時間: 200分
スケジュール
- ガイダンス
- 東アジアの中の中国と日本
- 原始儒教と孔子
- 『論語』の世界
- 『論語』の日本における受容1
- 『論語』の日本における受容2
- 性善説と性悪説1
- 性善説と性悪説2
- 経典の成立と日本への流入1
- 経典の成立と日本への流入2
- 宋学の成立
- 宋学の日本への流入1
- 宋学の日本への流入2
- 宋学の日本への流入3
教科書
授業の展開に応じて,適宜に複写資料を配布するので,特にテキストは定めない。
参考書
授業時に適宜に紹介する。