造形芸術の世界
文学部
HUM60450
コース情報
担当教員: 永井 敦子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月2
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
20%
レポート
80%
詳細情報
概要
本講義は,美術,文学,哲学にまたがる多様な専門の研究者の方々をお招きして,講義を行なっていただく輪講科目です。絵画をはじめとする造形芸術をイメージと捉え,テクストとの関係を考察します。美術,文学,科学,思想等を横断しながら,美術批評,写真,ファッションの歴史,文学とイメージ,イメージ学(Bildwissenschaft)といった様々な角度から,造形芸術に新しい光を当てることを目指します。一口に造形芸術といっても,そこには様々なアプローチがあります。それぞれの研究者の異なる方法論を学ぶこの講義を通して,これまでは持っていなかった視点で芸術を捉え,作品をより深く理解することができるようになるでしょう。
目標
美術作品に対して多様なアプローチがあることを知り,芸術に対する理解をより高度なものとする。
授業外の学習
【予習】当回の論題に関して自分なりに簡単に調べ,考えをまとめておいてください。事前の考察がなければ,表面的な部分しか理解できない,ということになりがちであり,また内容の理解度も大きく変わってきます。(120分以上) 【復習】レジュメの引用等に基づいて,自身のノートやワードなどを使い,講義で示された議論を再構成してください。聞いたものをまとめ直すことで,生産的・創造的な思考ができ,自身の発展的な学習に繋げることができます。以上の予習・復習には,各2時間以上をかけるようにしてください。(120分以上)
所要時間: 240分以上
スケジュール
- イントロダクション:(實谷総一郎)
- 美術批評A-1(亀田晃輔)
- 美術批評A-2(亀田晃輔)
- 美術批評B-1(齋藤達也)
- 美術批評B-2(齋藤達也)
- 写真1(桑名真吾)
- 写真2(桑名真吾)
- フランス服飾史(角田奈歩)*オンデマンドの可能性あり
- フランス服飾史(角田奈歩)*オンデマンドの可能性あり
- 文学とイメージ(濱中春)
- 文学とイメージ(濱中春)
- イメージ学(坂本泰宏)
- イメージ学(坂本泰宏)
- 総括(實谷総一郎) *講師の方の都合により,順番が入れ替わることがありえます。最終的なスケジュールについては初回の講義でお伝えいたします。
教科書
特にありません。授業中にレジュメを配布します。
参考書
書籍情報はありません。