東洋身体文化論
文学部
HUM60220
コース情報
担当教員: SORI DOVAL Maja
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木2
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
50%
授業参加
20%
リアクションペーパー
15%
レポート
15%
詳細情報
概要
本授業においてスポーツ人類学とスポーツ社会学の視点から日本の武道を中心にしながら東洋身体文化の歴史,特性と身体技法について学ぶ。また,欧米の運動文化と比較しながら武道の国際化と競技化を考え,特に柔道を中心に日本の文化からオリンピック競技への変容過程を考察する。
目標
本授業の目標は,東洋身体文化を学ぶことを通じて日本の文化に対する理解を深めることである。また,授業中にオンライン形式でグループワークと討論会を行い,授業参加者のコミュニケーション能力とメディアリテラシーを向上させることも授業の主な到達目標である。
授業外の学習
授業時間外の学習は予習,復習をそれぞれ週1時間程度(課題提出を含め)及び学期末のレポートの作成
所要時間: 200分程度の予習・復習
スケジュール
- ガイダンス,オンライン授業の進め方について,東洋身体文化を考える
- 東洋身体文化の歴史と特性①:インドを中心に
- 東洋の身体文化の歴史と特性②:中国武術を中心に
- 日本の武術の歴史①:武士文化と流派武術の形成
- 日本の「道の文化」を考える
- 日本の「稽古論」を考える
- 「創られた伝統」としての近代武道
- 武士道と騎士道の比較
- 戦後の現代武道の主な展開
- 講道館柔道の国際化:フランスを中心に
- 武道の競技化を考える:柔道と空手道を中心に
- 日本国内における武道の現状と課題:指導法を中心に
- 女性と武術・武道を考える
- 授業のまとめ:東洋身体文化としての武道を考える,レポートの提出
教科書
必要になる資料は授業時に配布します。
参考書
参考書は授業時に紹介します。