こころとからだのしくみ
総合人間科学部 - 社会福祉学科
HSS68100
コース情報
担当教員: 石井 紀子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水3
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
10%
授業参加
20%
リアクションペーパー
20%
レポート
20%
小テスト等
30%
詳細情報
概要
生活支援技術の根拠となる,人体の構造や機能及び介護サービスの提供における安全・安心・安楽の留意点などについて,講義に加え視聴覚教材を使用し,アクティブ・ラーニング(グループワーク・ディスカッション・発表・演習)を行う。
目標
1.人の成長・発達・老化を日常生活との関係をふまえて理解する。 2.心身機能と身体構造が,日常生活にどのように影響しているのか理解できる。 3.高齢期の事前意思表示とは何か,方法・内容等が分かる。
授業外の学習
【予習】 ・毎回の授業で紹介する,次回授業の参考文献・資料を読み授業に出席する。 【復習】 ・授業後に授業の内容をまとめたノート(メモ)を作成し,グループディスカッショ ンに向けた準備をする。 ・授業後に疑問が残った場合は,資料などの復習や担当教員に質問するなどして解消 を図る。
所要時間: 200分
スケジュール
- イントロダクション 「以下は予定であり,授業の進捗状況により変更することがありうる。」 「健康の概念,アルマ・アタ宣言,オタワ憲章」解説
- 「身体の成長・発達と老化」解説 小テスト①(授業終わりに実施,テスト範囲:授業計画1~2)
- 「各器官の構造と機能」解説 小テスト②(授業終わりに実施,テスト範囲:授業計画3)
- 「感染のしくみと感染症」解説 小レポート①(授業の終わりに作成し,提出)
- 「外界の変化に対応・調節・再生・修復するしくみ」解説
- 「血液・循環器のしくみと疾患」解説 小テスト③(授業終わりに実施,テスト範囲:授業計画4~6)
- 消化器のしくみと糖尿病 小テスト④(授業終わりに実施,テスト範囲:授業計画7)
- 「呼吸器のしくみと肺疾患」解説と演習(呼吸法)
- 脳血管疾患の分類と症状
- 「摂食・嚥下のしくみと誤嚥性肺炎」解説と演習(飲料水・固形物使用予定) 小レポート②(授業の終わりに作成し,提出)
- 「心身の機能低下や疾病が移動に及ぼす影響」解説 小テスト⑤(授業終わりに実施,テスト範囲:授業計画8~11)
- 「医学的・生物学的・法律的にみた人の死の概念」について グループに分かれてディスカッション(グループメンバーは,教員が指定する) 課題:高齢期における意思表示のあり方 意思表示は必要か,必要だとしたらどのような方法で,どのような事を事前に 決めておくのか。
- 第12回の続き 各グループでディスカッションし,次回,発表できるようにまとめを行う。
- 第12,13回のディスカッション結果の発表会 小レポート④(授業の終わりに作成し,提出)
教科書
テキストは指定せず,資料を配布する。
参考書
参考書は,授業内で紹介する。