母子保健論
総合人間科学部 - 社会福祉学科
HSS65700
コース情報
担当教員: 島田 真理恵
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火4
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
レポート
その他
授業毎に出席を確認する。単位取得には出席が10回以上であること,各教員が課した課題をすべて提出することが必要である。 レポートには,リアクションペーパーも含む。
詳細情報
概要
・母子保健関連の知識を身につけていくには,まず,対象理解が必要である。本科目では,女性の妊娠から育児期の心身の経過やその過程でみられる健康課題および乳幼児の成長発達や乳幼児を取り巻く環境・健康課題等に関する基礎的知識を学ぶ。 ・社会福祉学科300番台の科目として,我が国で展開されている母子保健施策の概要について理解できるよう,情報を提供する。 ・社会福祉を学ぶ者として,母子保健に係る事象に対する基本的な知識を得るとともに母子やその家族に対する態度を培う授業を展開する。
目標
1.女性が妊娠・出産し,乳幼児を育児する過程における心身の経過や女性の健康課題(周産期うつ病等のメンタルヘルス,IPV,予期せぬ妊娠等)について,その概要を理解することができる。 2.乳幼児の成長・発達の概要や子どもを取り巻く環境および健康課題について理解することができる。 3.母子(保健)に関連する法律および社会福祉施策について理解することができる。 4.事例等を通して,母子が健康に生活するためにはどのように社会資源を活用していくとよいのか,考察できる。
授業外の学習
<各授業前> 事前学習課題がMoodleに提示されていないか確認し,課題がある場合には,期限までに提出する。また,教員によっては授業資料を事前にアップするので確認し,目を通しておくこと <各授業後>毎回の授業後は以下の学習を行うことが求められる。 ・授業資料を用いて内容を復習する。 ・事後課題がある場合には,必ず取り組み期限までに提出する。 課題は授業時または,Moodleにて提示する。
所要時間: 190分
スケジュール
- 月1日島田 コースオリエンテーション 妊娠・出産の経過1)
- 月8日島田 妊娠・出産の経過2)
- 月15日島田 現代の出産・育児を取り巻く状況と女性のメンタルヘルス
- 月22日島田 妊娠・出産および産後の生活に関わる母子保健施策
- 月29日島田 女性を取り巻く社会状況と予期せぬ妊娠
- 月5日島田 IPV(ドメスティックバイオレンス)とDV防止法
- 月12日島田 母子保健に関わる施策1) 健やか親子21(第2次),成育基本法
- 月19日島田 母子保健に関わる施策2) 切れ目ない育児支援の実現を目指した施策
- 月26日草柳 乳幼児の成長と発達
- 月10日草柳 小児感染症対策(予防接種)
- 月17日草柳 乳幼児の健康課題:不慮の事故
- 月7日両羽 乳幼児医療支援施策
- 月14日両羽 特定妊婦とその支援
- 月21日両羽 母子保健に関わる多職種連携
教科書
テキストは指定しない。参考文献等は授業毎に提示する
参考書
書籍情報はありません。