社会福祉実習ⅡB
総合人間科学部 - 社会福祉学科
HSS62004
コース情報
担当教員: 髙山 惠理子
単位数: 6
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水5
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
リアクションペーパー
その他
※30日の実習参加,実習日誌作成が単位取得の必須事項である。 ※リアクションペーパーは実習日誌と読み替える。 ※実習先スーパーバイザーによる評価をふまえて採点する。 ※評価は社会福祉実習ⅡA・ⅡBを合わせて行う。
詳細情報
概要
[授業の目的・ねらい] 実習の意義を理解し,実習への動機づけを高め,実習体験を深められるよう,実習事前準備,実習中の個別及びグループでのスーパービジョンを行なう。実習生が社会福祉士として求められる資質,技能,価値・倫理を理解するとともに,個々の実習生の課題を的確に把握し,相談援助を総合的に理解して実践できる能力を習得する。 [授業全体の内容の概要] 実習前には相談援助をはじめとする社会福祉援助に必要な知識とスキルを確認し,実習中にはそれらの実践場面におけるスキルを具体的・実際的に理解し体得する。実習前には,以下を理解した上で,実習生,実習担当教員,実習先の実習指導者との三者協議を踏まえて実習計画を作成する。 ①実習施設に対する理解:実習分野,実習施設,対象利用者の理解, 施設・事業者・機関・団体・地域社会等に関する基本的な事項 ②実習施設における関連職種の業務・役割と機能について(介護・保育など)。 ③実習施設におけるソーシャルワーク課題と,その解決に必要な相談,連携をはじめとするスキルに関する知識・技能。 ④実習に際して求められる実習生の姿勢(利用者の尊厳の尊重・プライバシーの尊重・秘密保持)。 ⑤実習を深める方法としての個別・グループスーパービジョンの意義,実習ノートの活用(記録の内容・方法)。 実習中には,実習施設訪問に代えて,1週間に1度,大学にてグループ指導を行う。実習場面で直面した課題をグループで共有し,個々の実習生の実習課題への取り組みを促進するとともに,相談援助の実際的,実践的理解につなげる。上記は集団での指導に加えて,適宜個別指導を行なうことで学習効果を高める。また,実習中間時点で,実習担当教員が実習施設を訪問し,実習生,実習担当教員,実習先の実習指導者との三者協議により実習進捗状況と個別の実習生の実習課題の確認を行なう。
目標
[授業修了時の達成課題(到達目標)] 社会福祉士として,実際に発展的な実践を行なうことができる知識・スキル・力量を得る。
授業外の学習
【予習】90分 実習前:社会福祉実習に関する文献を1冊準備し,該当箇所を読む。 実習中:実習体験を振り返り,実習記録を作成する。 課題を抽出し,スーパービジョンのための資料を作成する。 実習後:実習体験を振り返り,習得した事がらを整理し,スーパービジョンのための 資料を作成する。 【復習】100分 実習指導内容を記録し,振り返る。
所要時間: 講義(スーパービジョン)1回あたり,190分
スケジュール
- 実習スーパービジョン(1)
- 実習スーパービジョン(2)
- 実習振返り(1):実践事例の検討
- 実習振返り(2):実践事例の検討
- 実習振返り(3):連携・協働
- 実習振返り(4):連携・協働
- 実習振返り(5):運営・管理
- 実習報告会準備(1)
- 実習報告会準備(2)
- 実習報告会(1)
- 実習報告会(2)
- 実習報告会(3)
- 実習報告会(4)
- まとめ:今後の課題
教科書
最新の論文や文献を使用するため,現時点では指定せず,授業内で案内する。
参考書
書籍情報はありません。