社会福祉実習 IA
総合人間科学部 - 社会福祉学科
HSS62001
コース情報
担当教員: 岡 知史
単位数: 0
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: その他
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
リアクションペーパー
レポート
その他
*無断での遅刻・欠席は厳禁。 *80%以上の出席がない場合は,単位認定の対象外とする。 *30日の実習参加,実習日誌作成が,単位取得の必須事項である。 *評価は,社会福祉実習ⅠA・ⅠB合わせて行う。
詳細情報
概要
[授業の目的・ねらい] 240時間,2か所以上の現場での実習により,社会福祉士として価値・倫理,態度,技能(面接技術・連携を含む)を総合的に理解するとともに,具体的場面で実際的に実践できる能力を涵養する。また,それらの実践に不可欠な援助専門職としての自己理解を深める。関係法令,関係職種・機関との連携,施設・機関の運営管理など,メゾ・マクロの観点と現場実践の関わりについて理解する。ソーシャルワークの実践に必要な各科目の知識と技術を統合し,社会福祉士としての価値と倫理に基づく支援を行うための実践能力を養う。 [授業全体の内容の概要] 実習生は実習指導者の指導を受け,相談援助をはじめとする社会福祉援助の価値・知識・技能を理解しながら,実践現場において援助活動を経験する。実習は,実践現場での経験を深めることを目的に,実習指導担当教員による社会福祉実習指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲと関連付けながら行なう。また,実習効果を高めるために,実習指導担当教員による実習施設訪問を行うとともに,適宜実習指導者と連絡をとりあう。実習評価基準にもとづき,自己・実習指導者による中間および最終評価を実施する。
目標
1 支援を必要とする人や地域の状況を理解し,その生活上の課題(ニーズ)について理解している。 2 生活上の課題(ニーズ)に対応するため,支援を必要とする人の内的資源やフォーマル・インフォーマルな社会資源を活用した支援計画の作成,実施,評価について理解している。 3 施設・機関等が地域社会の中で果たす役割を実践的に理解している。 4 総合的かつ包括的な支援における多職種・多期間,地域住民等との連携あり方およびその具体的内容を実践的に理解している。
授業外の学習
(予習)90分 実習前:社会福祉実習に関する文献を1冊準備し,該当箇所を読む。 実習中:実習体験を振り返り,課題を抽出する。 実習後:実習体験を振り返り,習得した事がらを整理する。 (復習)100分 実習指導内容を記録し,振り返る。
所要時間: 190分
スケジュール
- [授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法] 実習生は次の事項について実習指導者による指導を受けながら実習を進める。テーマが重複する回もありうるため,授業(実習)日程とテーマ数は一致しない。 (1)利用者や関係者との基本的コミュニケーションと円滑な人間関係の形成
- 施設・事業者・機関・団体との基本的コミュニケーションと円滑な人間関係の形成
- 住民やボランティアとの基本的コミュニケーションと円滑な人間関係の形成
- 利用者やその関係者との援助関係形成
- 関係者との援助関係形成
- 利用者や地域の状況の理解と生活上の課題(ニーズ)の把握
- 把握した課題(ニーズ)をふまえた支援計画の作成,実施,評価
- 利用者やその関係者(家族・親族,友人等)への権利擁護活動とその評価
- 多職種連携
- チームアプローチ
- 地域社会における実習機関の役割
- 地域社会への働きかけ
- 地域における分野横断的関係形成と社会資源の活用,調整,開発
- 地域における業種横断的な関係形成と社会資源の活用,調整,開発
- 管理運営の実際(チームマネジメントや人材管理を含む)
- 社会福祉士としての職業倫理
- 組織の一員としての役割と責任
- アウトリーチ
- ネットワーキング
- コーディネーション
- ネゴシエーション
- ファシリテーション
- ソーシャルアクション
教科書
適宜,授業内で資料を提示する。
参考書
書籍情報はありません。