社会福祉調査法
総合人間科学部 - 社会福祉学科
HSS61700
コース情報
担当教員: 吉原 千賀
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木2
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
リアクションペーパー
40%
定期試験
定期試験期間中
60%
詳細情報
概要
社会福祉調査法は,社会福祉領域において近年ますますその重要性が高まっている。 本授業では,社会福祉援助活動に関連して用いられる種々の調査方法について,基本的な考え方の理解と修得を目的とする。特に,目的に応じた調査方法の選定や調査票の設計,調査データの収集と整理および分析・活用方法について,各々のかかわりに注目しながら解説する。リアクションペーパーや作業課題に取り組むことを通して授業で学んだことの理解を深めて欲しい。
目標
調査倫理にのっとった調査実施の重要性について理解する。種々の調査方法の長所・短所を理解し,調査目的にあった方法を用いることができるようになる。授業で学んだ事柄を作業課題等を通じて自ら経験することで理解を深め,リアクションペーパーにまとめることができる。
授業外の学習
授業時間外に各自で行っていただく課題(事例調査と統計的調査について各1回)を課し,それぞれリアクションペーパーとして提出していただきます。(所要時間:各16時間程度)
所要時間: 240分
スケジュール
- ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。 社会福祉調査における二つの調査法
- 事例調査法の概要
- 事例調査法の基本技法
- 社会福祉実践と事例研究
- 統計的調査の心得
- 統計的調査の概要
- 質問文の作成
- 調査票の構成方法
- 標本調査の基本概念
- 無作為抽出の原理
- サンプリングの方法
- 実査にあたっての準備
- 調査票回収後の処理
- 調査データの活用に向けて
教科書
使用しません。参考文献等については適宜,授業内で紹介します。
参考書
書籍情報はありません。