社会福祉実習指導III

概要

[授業の目的・ねらい] ソーシャルワークの知識と技術を具体的かつ実践的に理解し,基礎的な能力を習得する。実習後の振り返りを通し,実習の具体的体験や援助活動を専門的援助技術として概念化,理論化,体系化できる総合的な能力を涵養する。 [授業全体の内容の概要] 実習体験や実習記録を踏まえた各自の課題整理と実習報告,グループ討議を通して,実習総括レポートを作成し,報告会で発表する。これらを通して現場における福祉実践における具体的な体験・援助活動での「発見」「気付き」を共有し,概念化・理論化につなげるとともに,社会福祉実践を体系立てて理解するよう,個別および集団指導を行う。

目標

[授業修了時の達成課題(到達目標)] 実習の具体的体験や援助活動を,ソーシャルワークの価値・知識・技術の観点,およびソーシャルワーク関連領域の理論を使って説明できる。実習を通してソーシャルワーク機能を発揮するための基礎的な能力をどのようにして習得したかを説明できる。価値と倫理に基づく実践を行う専門職を目指すうえでの自己課題を理解している。

授業外の学習

(予習)90分 実習前:社会福祉実習に関する文献を１冊準備し,該当箇所を読む。 実習中:実習体験を振り返り,課題を抽出する。 実習後:実習体験を振り返り,習得した事がらを整理する。 (復習)100分 実習指導内容を記録し,振り返る。

所要時間: 190分