社会福祉演習IV
総合人間科学部 - 社会福祉学科
HSS60803
コース情報
担当教員: 相良 翔
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 金2
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
リアクションペーパー
レポート
その他
出席を重視し,80%以上の出席がない場合は単位を認定しない。 出席を重視し,出席が少ない場合は単位を認定しない。 学習したことがレポートに正しく反映しているかどうかが評価の基準である。 レポートについては授業の中で指示する。
詳細情報
概要
[授業の目的・ねらい] ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワークの対象と展開過程,実践モデルとアプローチについて実践的に理解する。実習を通じて体験した事例について,事例検討や事例研究を実際に行い,その意義や方法を具体的に理解する。実践の質の向上を図るため,スーパービジョンについて体験的に理解する。 [授業全体の内容の概要] 社会福祉実習IA・ⅠB後,相談援助に係る知識と技術について個別的な体験を一般化し,実践的かつ学術的な知識および技術として習得できるように,相談援助実習における学生等の個別的な体験も視野に入れつつ,集団指導および個別指導による実技指導として事例研究,事例検討,およびスーパービジョン(以下SV)を行う。
目標
自分が体験した事例のミクロ・メゾ・マクロレベルにおける展開可能性を仮説的に提示できる。自分が体験した事例について,複数の実践モデル,アプローチを使って説明できる。SVを通して自分が目指すソーシャルワーカー像を明確にし,その理由および実現に向けた自己課題を説明できる。
授業外の学習
講義前に,授業に関連する文献閲読,情報収集を行うこと。 講義後に,自身の実習経験も踏まえながら復習を行い,その上でリアクションペーパーを作成すること。
所要時間: 関連文献閲読・情報収集(レポート準備を含む)110分,授業復習60分,リアクションペーパー作成20分
スケジュール
- オリエンテーション:報告及び討議に関する説明,理論と実践の統合について
- 報告及び討議⑴地域を基盤としたソーシャルワーク
- 報告及び討議⑵利用者のエンパワメント
- 報告及び討議⑶機関・施設内協働/ケース・カンファレンス
- 報告及び討議⑷スタッフ養成/スーパービジョン
- 報告及び討議⑸機関・施設の運営への利用者の参画
- 報告及び討議⑹機関・施設の運営への住民参加
- 報告及び討議⑺外国人の支援・国際ソーシャルワーク
- 報告及び討議⑻地域包括ケアと福祉施設・機関の役割
- 報告及び討議⑼機関・施設の機能の第三者評価
- 報告及び討議⑽機関・施設の民営化
- 報告及び討議⑾社会福祉法人の役割
- 報告及び討議⑿福祉計画
- 報告及び討議⒀社会福祉士像
教科書
特に使用しない。
参考書
随時,授業の中で紹介する。
ソーシャルワーク演習[社会専門] 最新社会福祉士養成講座
著者: 一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟=編集
出版社: 中央法規出版・2021年