社会福祉演習IV

総合人間科学部 - 社会福祉学科

HSS60801

コース情報

担当教員: 髙山 惠理子

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金3

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

30%

リアクションペーパー

40%

レポート

30%

その他

・出席を重視し,80%以上の出席がない場合は単位を認定しない。 ・授業中に事前に割り当てられた課題について発表することを求める。 ・学習したことがレポートに正しく反映しているかどうかが評価の基準である。レポー トについては授業の中で指示する。 ・本演習の具体的な展開については初回に改めて提案する。

0%

詳細情報

概要

[授業の目的・ねらい] ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワークの対象と展開過程,実践モデルとアプローチについて実践的に理解する。実習を通じて体験した事例について,事例検討や事例研究を実際に行い,その意義や方法を具体的に理解する。実践の質の向上を図るため,スーパービジョンについて体験的に理解する。 [授業全体の内容の概要] 社会福祉実習IA・ⅠB後,ソーシャルワークに係る知識と技術について個別的な体験を一般化し,実践的かつ学術的な知識および技術として習得できるよう,集団指導および個別指導による実技指導として事例研究,事例検討,およびスーパービジョン(以下SV)を行う。 講義内で,グループ発表,グループディスカッションを多用する。 講義後にはリアクションペーパーを作成をする。

目標

・自分が体験した事例のミクロ・メゾ・マクロレベルにおける展開可能性を仮説的に提示できる。 ・自分が体験した事例について,複数の実践モデル,アプローチを使って説明できる。 ・演習を通して自分が目指すソーシャルワーカー像を明確にし,その理由および実現に向けた自己課題を説明できる。

授業外の学習

【予習】 ・指定した文献を読む(90分) 【復習】 ・講義後参考資料を使って復習したうえ,自身の実習経験に照らして考察し,リアクションペーパーを提出する。(50分) ・発表資料の作成,問題意識を醸成しレポート作成の準備を行う(50分)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. オリエンテーション。授業の概要の説明。各セッションのテーマ設定(以下に示すテーマは受講生の実習体験によって切り口を変更することがある) ※以下は予定であり,授業の進捗状況等により各テーマの回数は変更することがありうる
  2. 報告及び討議(1)地域を基盤としたソーシャルワーク
  3. 報告及び討議(2)利用者のエンパワメント
  4. 報告及び討議(3)機関・施設内協働/ケース・カンファレンス
  5. 報告及び討議(4)スタッフ養成/スーパービジョン
  6. 報告及び討議(5)機関・施設の運営への利用者の参画
  7. 報告及び討議(6)機関・施設の運営への住民参加
  8. 報告及び討議(7)外国人の支援・国際ソーシャルワーク
  9. 報告及び討議(8)地域包括ケアと福祉施設・機関の役割
  10. 報告及び討議(9)施設・機関の機能の第三者評価
  11. 報告及び討議(10)機関・施設の民営化
  12. 報告及び討議(11)社会福祉法人の役割
  13. 報告及び討議(12)福祉計画
  14. 報告及び討議(13)社会福祉士像

教科書

最新の論文や文献を使用するため,現時点では指定せず,授業内で案内する。

    参考書

    • 「 ソーシャルワーク演習[社会専門] 最新社会福祉士養成講座」

      著者: 一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟=編集

      出版社: 中央法規出版・2021

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