社会福祉演習II
総合人間科学部 - 社会福祉学科
HSS60604
コース情報
担当教員: 安井 優子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
リアクションペーパー
レポート
その他
出席を重視し,出席が80%に達しない場合は単位を認定しない。学習内容の理解と定着をリアクションペーパーおよびレポートで評価する。レポートについては授業の中で指示する。
詳細情報
概要
[授業の目的・ねらい] ソーシャルワークの実践に必要な知識と技術を統合し,専門的援助技術として概念化,理論化し体系立てるための基本的能力を涵養する。地域の特性や課題を把握し解決するための地域アセスメントや評価等の仕組みを実践的に理解する。 [授業全体の内容の概要] 社会福祉実習I を行うための準備として,具体的な事例を活用した演習,個別/集団による実技指導,ディスカッションを通し,地域福祉の基盤整備と開発について学ぶ。実技指導にあたっては,アウトリーチ,チームアプローチ,ネットワーキング,コーディネーション,ネゴシエーション,ファシリテーション,プレゼンテーション,ソーシャルアクションといった技術を含める。
目標
ソーシャルワーカーが地域特性や課題を理解する必要性を理解している。具体的な地域アセスメントを通し,地域の特性や課題,背景,住民に与える影響および地域による違いについて説明できる。地域福祉の基盤を整備,開発するための方法と具体的な実践の場について,例を挙げて説明することができる。あわせて,希望する実習分野/領域と地域福祉実践の関係について具体例を挙げられる。
授業外の学習
授業前に教員が指定したテキストの該当箇所を熟読してから授業に参加する。授業後はグループ内で分担した役割を果たし,次回の授業に備える。各自が役割を果たさないとグループ検討を行うことができないため,必ず準備をした上で参加する。
所要時間: 授業復習60分,リアぺ作成20分,授業に関連する文献閲読,情報収集(レポート準備を含む)110分
スケジュール
- オリエンテーション:グルーピング,授業の概要の説明と担当割当
- 地域住民に対するアウトリーチとニーズ把握①
- 地域住民に対するアウトリーチとニーズ把握②
- 地域アセスメント①
- 地域アセスメント②
- 地域福祉の計画①
- 地域福祉の計画②
- 組織化①
- 組織化②
- 社会資源の活用・調整・開発①
- 社会資源の活用・調整・開発②
- サービスの評価①
- サービスの評価②
- 学びのまとめ
教科書
授業中にアナウンスします。必要に応じて資料を配付します。
ソーシャルワーク演習[社会専門]
著者: 一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集
出版社: 中央法規出版・2021
参考書
書籍情報はありません。