社会福祉演習I
総合人間科学部 - 社会福祉学科
HSS60503
コース情報
担当教員: 大原 天青
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水6
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
その他
出席を重視し,出席が80%に達さない場合は単位を認定しない。学習内容の理解と定着をリアクションペーパーおよびレポートで評価する。レポートについては授業の中で指示する。
詳細情報
概要
社会福祉実習IA・ⅠBを行うための準備として,個別指導並びに集団指導,および具体的な援助場面を想定した実技指導(ロールプレイング等),事例検討を通した演習形式の授業により,自己覚知を深め,基本的なコミュニケーション技術と基本的な面接技術を習得する。また,展開過程に応じてソーシャルワークの専門的知識,技術(ケースの発見,インテーク,アセスメント,プランニング,支援の実施,モニタリング,支援の終結と事後評価)がどのように活用されるか,具体的事例を用いて学ぶ。
目標
[授業の目的・ねらい] ソーシャルワークの知識と技術に係る他の科目との関連性をふまえ,社会福祉士として求められる基礎的な能力を涵養する。具体的には,ソーシャルワークの価値規範と倫理の実践的理解,ソーシャルワーク実践に必要な基礎的コミュニケーション能力の習得,ソーシャルワークの展開過程において使う知識と技術の具体的理解を目指す。 [授業終了時の達成課題(到達目標)] 倫理的な実践を行うソーシャルワーカーを目指すうえでの自己課題に気づき,自己覚知を深めている。言語的,非言語的技術の効果を理解し,相手に合わせて意識的に使おうとすることができる。基礎的な面接技術の概要を説明できる。ソーシャルワークの実践課程において使われる知識や技術について,具体的事例に基づき説明できる。
授業外の学習
授業時間外(予習・復習等)の学習の課題については,授業中に指示する。
所要時間: ・ 授業復習60分,リアぺ作成20分,授業に関連する文献閲読,情報収集(レポート準備を含む)110分
スケジュール
- オリエンテーション。授業の概要を理解する。講義と個別/集団の実技指導
- 自己覚知① 自己覚知と他者理解を促す。講義と個別/集団の実技指導
- 自己覚知② 自己覚知と他者理解を促す。講義と個別/集団の実技指導
- 基本的なコミュニケーション技術①言語的技術 講義と個別/集団の実技指導
- 基本的なコミュニケーション技術②非言語的技術講義と個別/集団の実技指導
- 基本的な面接技術 講義と個別/集団の実技指導
- ソーシャルワークの展開過程① 講義と個別/集団の実技指導
- ソーシャルワークの展開過程② 講義と個別/集団の実技指導
- ソーシャルワークの展開過程③ 講義と個別/集団の実技指導
- ソーシャルワークの記録 講義と個別/集団の実技指導
- グループダイナミクスの活用① 講義と個別/集団の実技指導
- グループダイナミクスの活用② 講義と個別/集団の実技指導。
- グループダイナミクスの活用③ 講義と個別/集団の実技指導
- プレゼンテーション技術 講義と個別/集団の実技指導
教科書
授業内で紹介する。
参考書
「ソーシャルワーク演習[共通科目]
著者: 一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟=編集
出版社: 2021年出版