論文演習(20年次生以前対象)

概要

4年間の学びの集大成として,社会科学のアプローチによる社会福祉学科にふさわしい卒業論文またはレポートを完成させる。 卒業論文のテーマは,狭義の社会福祉の領域にとどまらず,社会政策,家族や労働政策,人々のウェルビーイングにかかわることなど幅広いテーマを取り上げる。現実におこる諸問題を,理論,制度・政策動向,統計データと結びつけて研究したい人を歓迎する。 秋学期の演習では,春学期の研究の進捗状況や中間報告の成果をふまえ,自身のオリジナリティを加えた卒業論文の作成,論理的な文章構成を意識した指導を行う。 アクティブラーニングとしてプレゼンテーションとディスカッションを予定している。

目標

①卒業論文・レポートのテーマにそった先行研究を探索し,サーベイできる。 ②論拠に基づいた卒業論文・レポートを執筆できる。 ③他者の報告内容に対して,的確なコメントができる。

授業外の学習

締切が設定されているので,就職活動や内定先から指示された資格取得や課題と両立して,計画的に研究を進められる責任感と遂行能力が必要である。 また,授業時間外に個別指導を行う場合がある。 予習として文献の精読・報告資料の作成,論文・レポートの草稿執筆に100分,復習として授業内容の振り返り,草稿の再検討に90分を要する。

所要時間: 190分