社会福祉実践・理論総合演習(20年次生以前対象)

総合人間科学部 - 社会福祉学科

HSS55000

コース情報

担当教員: 丸山 桂

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木5

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

10%

授業参加

40%

レポート

50%

その他

内容の薄い報告やただ黙って座っているだけ人(フリーライダー)は「授業参加」とはみなしません。「授業参加」の評価対象は,自身の報告内容はもちろんのこと,他の履修者の研究の進展に有益となるコメントをすることや議論への参加内容等をさしています。 欠席回数5回以上の場合は,成績評価はFとなる。

0%

詳細情報

概要

4年間の学びの集大成として,社会科学のアプローチによる社会福祉学科にふさわしい卒業論文またはレポートを完成させます。福祉政策運営管理系の学問領域の演習になります。 卒業論文としてのテーマは,狭義の社会福祉の領域にとどまらず,家族や労働政策,人々のウェルビーイングにかかわることなど幅広いテーマを取り上げる予定です。社会福祉およびその関連領域の諸問題を,理論や政策動向,統計データと結びつけて研究することが可能です。 春学期の演習では,研究テーマの設定,先行研究のサーベイ,論文の構成などの手法について学んだ後,研究の進捗状況について報告,議論してお互いの研究レベルを高めることに力を入れます。学期末には,卒業論文・レポートの中間報告を草稿として提出します。 資料の配付,レポート等の提出はmoodleを使用するので,こちらにも登録を忘れないようにすること。基本的に紙媒体の配布は行わないので,報告者は前日までに報告資料をmoodleにアップすること。履修者はそれをダウンロードして授業に臨むこと。 アクティブラーニングとしてプレゼンテーション,ディスカッションがある。

目標

①社会福祉および関連領域に関する先行研究を適切にサーベイできる。 ②研究目的の設定とそれに基づく仮説がたてられる。 ③各種統計指標や社会調査を用いて,研究目的にそった適切な分析,報告ができる。 ④自身の知見を広げるとともに,論拠に基づいた卒業論文・レポートが執筆できる。

授業外の学習

スケジュール感を持って,卒論・レポートの作成や報告準備に取り組むこと。 また,「就職活動で忙しかったので,何も準備できませんでした」というのは,評価を大幅に下げることになります。責任感をもって演習に参加してください。 予習として文献の精読・報告資料の作成,論文・レポートの草稿執筆に100分,復習として授業内容の振り返り,草稿の再検討に90分を要する。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ガイダンス,研究テーマの設定方法,スケジュール・研究倫理について ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。
  2. 現時点での研究テーマの報告 研究の意義,分析方法の説明
  3. 論文の構成方法,目次案,仮説の設定方法の説明
  4. 先行研究サーベイの手法
  5. 統計分析の基礎(希望者のみ),先行研究の報告
  6. 先行研究の報告とコメント
  7. 中間報告会①研究進捗状況の報告
  8. 中間報告会②研究進捗状況のコメント
  9. 中間報告会③コメントを踏まえた課題検討
  10. 中間報告会のフィードバック
  11. 最終報告会①研究進捗状況の報告
  12. 最終報告会②研究進捗状況のコメント
  13. 最終報告会③コメントを踏まえた課題検討
  14. 最終報告会のフィードバック,課題説明 春学期までの部分の完成形の提出

教科書

教科書は指定しない。各自の研究テーマに沿った論文を,授業内で案内する。

    参考書

    適宜紹介する。

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