社会学と社会システム

総合人間科学部 - 社会福祉学科

HSS51800

コース情報

担当教員: 田村 公人

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水4

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

40%

レポート

60%

その他

リアクションペーパーは,毎回の授業の出欠確認を兼ねます.また,提出回数と内容を重視します.内容の目安は授業内でお伝えします.レポート試験は,最終レポートのみとします.最終レポートは,内容と分量を重視します.分量の目安は授業内でお伝えします.最終レポートの課題は,授業時間内にてお伝えします.

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詳細情報

概要

この授業は,社会福祉士の養成課程として,厚生労働省が提示する「社会理論と社会システム」という科目のシラバスの内容に準拠した,オーソドックスな社会学の基礎的な素養を身につけていただくことを目的とする授業です.ただし,コンパクトな形で,オーソドックスな社会学の基礎的な内容に取り組んでいく社会学概論という一面を有する授業でもありますので,社会学という学問にいくらかでもふれてみたいという,社会福祉士を目指さない他学部,他学科の学生のみなさんにも,慣れ親しんでいただけるような授業運営を心がける所存です.

目標

・社会学の基礎的な視点を身につけることができる. ・社会学の視点から,現代日本の様々な社会事象について洞察することができる. ・多様な他者の存在を理解し,かつ,多様な他者と共存する社会の形成に向けて,社会学の視点を活かした提案を行うことができる.

授業外の学習

予習 ・教員の指示にしたがい,次回の授業範囲に関連する専門用語の意味を調べ,かつ,予備知識を得ておいてください. 復習 ・授業時に記述したリアクションペーパーの内容を真摯に再検討するとともに,最終レポート課題に向けての準備作業も兼ね,教員が指示した授業内容に関連する参考文献を精読しつつ,自分なりの考察をノートにまとめてください.

所要時間: 予習(50分以上),復習(140分以上)

スケジュール

  1. イントロダクション――社会学は「社会」の授業と何が違うのか? 「※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる」
  2. 社会学の成立と展開
  3. 社会関係
  4. 社会集団と組織
  5. 家族の社会学
  6. 経済の社会学
  7. 社会変動
  8. 生活構造
  9. ジェンダーの社会学
  10. 都市化と地域社会
  11. 人口構造と人口問題
  12. 社会問題と社会病理
  13. 情報化と国際化
  14. まとめ

教科書

使用しません.

    参考書

    下記にあげた文献のほか,授業内にて,適宜,指示します.

    • 社会理論と社会システム[第3版]

      著者: 福祉臨床シリーズ編集委員会

      出版社: 弘文堂・2018年

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