福祉計画論

総合人間科学部 - 社会福祉学科

HSS51500

コース情報

担当教員: 平野 寛弥

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木2

形式: オンデマンド授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

20%

リアクションペーパー

30%

レポート

50%

その他

授業参加は,授業動画の視聴を確実にしているかどうかで評価する。 リアクションペーパーは,毎回の講義終了時に提出するリアクションと,他の受講者のリアクションへのコメントで評価する. また,レポートは,授業期間中の2回のレポートと,期末のレポートの計3回である。 レポートはすべて期日までに提出すること(未提出者には単位認定を行わない). このように作業や課題が多いので,その点を留意して受講すること.

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詳細情報

概要

福祉計画の意義や目的,方法などに関する基礎的事項とその実際を学ぶ。 あわせて,任意の自治体の福祉計画の概要や,福祉計画の自治体間比較,およびそこから見えてくる福祉計画の特徴と意義などについてのレポート課題を課す。

目標

①福祉計画の意義,目的,方法等の基礎的事項を説明できる。 ②福祉計画に関わる基礎理論とその応用について説明できる。 ③福祉計画における合意形成,住民参加などの意義・手法を説明できる。 ④具体的な福祉計画について,社会経済や地域の特性を考慮しながら論評できる。

授業外の学習

福祉計画の概要や各自治体の福祉計画の比較に関する分析研究は,授業内での作業時間を設けることはできないため,授業時間外での作業を行う必要がある。 これらの作業に要する時間は各回の授業につき190分である。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ガイダンス/福祉計画の目的と意義 ※以下は予定であり,授業の進捗状況によって,各テーマの回数や順番を変更することがありうる。
  2. 福祉行財政と福祉計画
  3. 福祉計画の諸概念
  4. 福祉計画の主体
  5. 福祉計画の類型
  6. 福祉計画の過程
  7. 福祉計画におけるニーズ把握
  8. 福祉計画の事例研究に向けて
  9. 映像教材から福祉計画の実際を学ぶ①:地域福祉におけるCSW の役割
  10. 映像教材から福祉計画の実際を学ぶ②:地域福祉における住民参加
  11. 自治体福祉計画をどう読み解くか ※事前に提出してもらうレポートに基づいて講義します
  12. 福祉計画を比較する際の視点
  13. 比較から見えてくる各自治体の福祉計画の特徴 ※事前に提出してもらうレポートに基づいて講義します
  14. 授業内容の振り返り

教科書

特定のテキストは使用しない.配布資料はmoodleを通じて配布するので,各自授業開始前までにダウンロードして出席すること.

    参考書

    武川正吾『地域福祉計画ーガバナンス時代の社会福祉計画』有斐閣アルマ,2005年

    • 『よくわかる福祉行財政と福祉計画 第5版』

      著者: 社会福祉士養成講座編集委員会編

      出版社: 中央法規,2017年

    • 福祉行財政と福祉計画 第4版 (社会福祉士シリーズ 10)

      著者: 池村直道・福祉臨床シリーズ編集委員会編

      出版社: 弘文堂,2020年

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