ソーシャルワークの基盤と専門職(専門)
総合人間科学部 - 社会福祉学科
HSS51000
コース情報
担当教員: 髙山 惠理子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金5
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
リアクションペーパー
定期試験
定期試験期間中
その他
リアクションペーパー・授業参画は,各課題終了時のミニレポートによって評価する(5本) 75%以上の出席がない場合は,単位認定の対象外とする。
詳細情報
概要
「ソーシャルワークの基盤と専門職」を前提として,専門的な知識とスキルについて理解を深める。具体的には,専門職の概念,ソーシャルワークの対象とミクロ・メゾ・マクロの関連性,日本におけるソーシャルワーク専門職である社会福祉士・精神保健福祉士の役割と意義について考察する。 実習に行った学生が実習経験をふまえ,改めてソーシャルワークの基盤は何かということについて学び,ソーシャルワーク実践における課題について考察する。 各回,受講生によるプレゼンテーション(個別またはグループ)を行うので,積極的に講義に参画されたい。
目標
①「ソーシャルワークの基盤とは何か」について説明できる。 ②ソーシャルワークの意義・意味について理解し,いかに実践に反映するかについて考察できる。
授業外の学習
【予習】 ・テーマにそって,実習経験を振り返り,授業内でのグループ討議の準備する。(90分) 【復習】 ・参考資料を使って復習したうえ,自身の実習経験に照らして考察し,リアクションペーパー作成の準備を行う。(50分) ・プレゼンテーションの資料作成を行う(50分) 1)講義前に事前課題に取り組み,問題意識を醸成する。 2)講義後に,講義内容をふまえ文献によって課題を深め,ミニレポートを作成する。
所要時間: 190分
スケジュール
- オリエンテーション ソーシャルワークの価値と倫理とソーシャルワーク実践 ※以下は予定であり,授業の進捗状況等により各テーマの回数は変更することがありうる
- ソーシャルワークの職域とソーシャルワーク実践(1)地域・相談機関
- ソーシャルワークの職域とソーシャルワーク実践(2)施設
- ソーシャルワークの職域とソーシャルワーク実践(3)司法・学校・医療
- ミクロ・メゾ・マクロレベルのソーシャルワーク実践(1)ミクロレベル
- ミクロ・メゾ・マクロレベルのソーシャルワーク実践(2)メゾレベル
- ミクロ・メゾ・マクロレベルのソーシャルワーク実践(3)マクロレベル
- ソーシャルワーク専門職の概念
- 実践における連携・協働(1)施設・機関内多職種連携
- 実践における連携・協働(2)地域における機関間連携
- 実践における連携・協働(3)インフォーマルな資源との協働
- 当事者の参画(1)自立生活運動と自立生活センター
- 当事者の参画(2)利用者・家族の参画
- まとめと振返り(ディスカッション)
教科書
最新の論文や文献を使用するため,現時点では指定せず,授業内で案内する。
参考書
書籍情報はありません。