高齢者福祉論
総合人間科学部 - 社会福祉学科
HSS50500
コース情報
担当教員: 高瀬 幸子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木3
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
20%
授業内期末試験
授業期間中
80%
詳細情報
概要
高齢者福祉というと介護ニーズにばかり焦点が当てられがちであるが,支援に関わる者としては生活上の多様なニーズを捉える視点が不可欠である。高齢者を取り巻く様々な社会的状況,少子高齢化等を学んだ上で,老年期の多様性について理解を深められるよう講義する。そして,高齢者支援の基本的な枠組みとなる高齢者福祉の各制度について学ぶ。具体的には,老人福祉法,高齢者虐待防止法,介護保険法等に基づく各種制度・サービスである。
目標
老年期の多様性を踏まえ,幅広い視点から高齢者を理解すること 高齢者福祉の各種制度の基本的知識を身に付け,支援の実際を理解すること
授業外の学習
予習としてテキストの該当箇所を読んだ上で授業に出席すること。 復習として授業の内容を振り返り,自分なりにまとめておくこと。
所要時間: 190分
スケジュール
- オリエンテーション 少子高齢化の現状を理解する
- 老年期の理解(高齢者の特性)
- 高齢者の生活実態とこれを取り巻く社会環境
- 高齢者福祉の歴史
- 高齢者を対象とした支援技法
- 介護保険制度:成立の経緯と目的,制度枠組み
- 介護保険制度:介護報酬,関係各機関の役割
- 介護保険制度:要介護認定とケアマネジメント
- 介護保険制度:居宅サービスと施設サービス
- 高齢者に関する法制度(老人福祉法,高齢者虐待防止,バリアフリー新法)
- 高齢者に関する法制度(高齢者住まい法,高齢者の医療の確保に関する法律,高齢者雇用安定法等)
- 高齢者と家族等の支援における関係機関と専門職の役割
- 高齢者と家族等の支援にかかわる専門職
- 授業内期末試験
教科書
最新社会福祉士養成講座2 高齢者福祉 一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集 2021年 中央法規出版
参考書
適宜講義の中で紹介する