地域社会学
総合人間科学部 - 社会学科
HSC59010
コース情報
担当教員: 中澤 秀雄
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 火3
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
14%
リアクションペーパー
21%
レポート
37%
小テスト等
28%
その他
上記でいうリアクションペーパーは,毎回の課題に対応して自ら参考文献を調査し思考して解答することを基本とする。また,上記でいうレポートは期末レポートのことである。
0%
詳細情報
概要
地域社会学は都市・農村の両方を射程に収め,人々の地域における関わり方の実態を実証的に明らかにし展望する学問として戦前から日本社会学の柱となってきた。戦後から現代までの歴史を紐解く形で講義を設計し,学生各自が地域社会学に関わる理論・概念・実証等を学ぶなかで,自らの関心に対応して地域社会学の概念・成果を利用できるよう導く。
目標
1) 地域社会学に関わる基礎理論・概念・実証等の概要を理解する。 2) 学生各自の関心に対応して地域社会学の概念・知見を応用できるようになる。
授業外の学習
各回の予習用文献をmoodleにuploadするので,それを熟読する。予習の成果を確認する小テストもmoodleに用意し,授業内で解答してもらう。授業後は,講義内で提示された参考文献を読み込み,期末レポートに向けて理解を深め,自らの研究に応用してもらう。
所要時間: 約200分
スケジュール
- 授業概要説明 ※この週には小テストもリアクション・ペーパーも設定しない。
- 日本地域社会のルーツとしてのムラ・マチ・イエ
- コモンズとしての農漁村と近代化
- 戦後日本の出発と労働生活過程
- 高度経済成長と変貌する地域
- 地域開発の現場
- 水俣病事件とはなにか
- 都市住民活動と生活者
- ニュータウンとコミュニティ政策
- ジェントリフィケーションと東京
- リスケーリングと過疎
- 「端っこ」からはじまるコミュニティデザイン
- Bio-Region(山水郷)論としての地域社会学
- まとめ ※この週には小テストもリアクション・ペーパーも設定しない。
教科書
全体を通したテキストは指定しない。各回の配布資料において適切な予習・復習文献を列挙する。
参考書
書籍情報はありません。