演習Ⅱ(社会学史)

総合人間科学部 - 社会学科

HSC57600

コース情報

担当教員: 井腰 圭介

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木5

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

授業参加

30%

レポート

70%

その他

「授業参加」とは,①分担して報告すること,②他の人の報告に対する議論への参加の度合いを指す。いつでもどこでも考える現場にしていくような活動意欲をもってくれることを期待する。報告内容は期末レポートとして,4年生は18000字以上,3年生は6000字程度にまとめてゼミ論集を作成する。作成要領は授業中に配布する。

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詳細情報

概要

この演習では,「知っている/知らない」といった意識や知識の観点から社会現象を捉える「学説」や「理論」の活用しながら,各自が関心をもつ経験的現象についての考察を進める。学説や理論は現象を捉え,理解するための道具であり,また解明した成果を定式化した文章でもある。受講者はこれまでの学修成果を踏まえ,先行する学説や理論を活用して各自の問題関心や仮説を明確にして,具体的な文書資料などの分析・解釈を行った結果を口頭報告・議論しながら,ゼミの論文集をまとめる。

目標

1.自分の問題意識を社会学の専門用語を使って説明できる。 2.自分の研究テーマに関連する研究や資料を見つけられる。 3.他の人のテーマと自分のテーマの接点を探す工夫ができる。

授業外の学習

各自の関心に照らして研究課題を報告する活動をしますので,日ごろから利用できそうな文書資料や映像などに関心を向けてください。具体的には下記の作業を進めてください。 1.前週のゼミでの論点を整理して,自分の意見をまとめて下さい。(毎週2時間程度) 2.日程を考え,文献検索と資料整理など報告準備を進めて下さい。(毎週2時間程度)

所要時間: 授業1回につき190分以上の学習を行うこと。

スケジュール

  1. 秋学期のオリエンテーション *以下の計画は,履修者数などによって進め方を変更する場合がある。
  2. 参加者による報告と議論1
  3. 参加者による報告と議論2
  4. 参加者による報告と議論3
  5. 参加者による報告と議論4
  6. 参加者による報告と議論5
  7. 参加者による報告と議論6
  8. 参加者による報告と議論7
  9. 参加者による報告と議論8
  10. 参加者による報告と議論9
  11. 参加者による報告と議論10
  12. 参加者による報告と議論11
  13. 参加者による報告と議論12
  14. 議論の総括とゼミ論集作成の日程確認

教科書

共通の文献を使用して実施するかどうかは受講者の状況に応じて決定する。

    参考書

    • プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

      著者: M.ヴェーバー(大塚久雄訳)

      出版社: 岩波文庫・1989

    • イギリスの工場・日本の工場(上・下)

      著者: R.ドーア(山之内靖・永易浩一訳)

      出版社: ちくま学芸文庫

    • 商家同族団研究/上・下

      著者: 中野卓

      出版社: 未来社・1981

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