家族社会学 Ib

総合人間科学部 - 社会学科

HSC52700

コース情報

担当教員: 田渕 六郎

単位数: 1

年度: 2024

学期: 2クォーター

曜限: 木1

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

20%

リアクションペーパー

40%

レポート

40%

その他

・初回授業での授業の進行に関するオリエンテーションを必ず参照してください。 ・出席は課題の提出回数を評価します。 ・リアクションペーパーは課題の内容を評価します。 ・レポートは期末レポートです。

0%

詳細情報

概要

家族社会学・ライフコース論の入門的な講義です。家族社会学/ライフコース論の基礎的概念・理論を学び,現代の家族にかんする経験的な事実を解釈したり説明したりするための視点を理解し,身につけることが講義の目的です。家族やライフコースにかんするデータや研究も紹介しますが,個別のトピックを系統的に掘り下げることはしません。 ※アクティブ・ラーニング(グループワーク,ディスカッション等)をほぼ毎回実施。 注意:この講義は,受講者の予習と授業内のグループディスカッションを重視します。予習,ディスカッションへの積極的参加ができない場合は単位修得が困難になりますので,履修の判断に当たって留意してください。

目標

・家族を社会学的に捉えるとはどういうことかを説明できる。 ・家族に関する社会学的な研究の諸方法について説明できる。 ・現代家族を社会学的な視点から捉え,その構造と変容を分析できる。 ・現代家族とライフコースについて社会学的に分析と考察ができる。

授業外の学習

毎回,原則として予習課題があります。学生は授業前に,Moodleコースページに掲出された「予習ノート」を用いて,資料(テキストの指定部分または配付資料,視聴覚教材など)を読んで予習を行い,指定された課題に回答したうえで,授業に出席することが求められます。予習ノートには,授業後に回答するリアクションペーパーに相当する課題が含まれており,授業後に回収します。予習と復習にかかる平均的な時間は1回あたり3~3.5時間程度が期待されます。授業では,参加者の予習ノートをもとにしたグループ別のディスカッションを中心に実施します。

所要時間: 190分以上

スケジュール

  1. オリエンテーション/家族研究における理論と視点
  2. 交換理論的視点(1):概念と仮説
  3. 交換理論的視点(2):家族研究への適用例
  4. 中間まとめとディスカッション
  5. シンボリック相互作用論的視点(1):概念と仮説
  6. シンボリック相互作用論的視点(2):家族研究への適用例
  7. まとめ:変動する家族とライフコース

教科書

テキストは授業開始までに各自入手してください。

  • 『新しい家族社会学(四訂版)』

    著者: 森岡 清美・望月 嵩

    出版社: 培風館・1997年

参考書

下記以外の参考書は授業で紹介します。

  • 『よくわかる現代家族(第2版)』

    著者: 神原 文子・杉井 潤子・竹田 美知編

    出版社: ミネルヴァ書房・2016年

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