ジェンダーの社会学

総合人間科学部 - 社会学科

HSC51900

コース情報

担当教員: 石井 由香理

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 火4

形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

15%

レポート

85%

その他

出席状況は,リアクションペーパーとその他の課題から把握する。毎回の授業後に400字以上のコメントを必ず提出すること。抜き打ちで出席のチェックを行う。

0%

詳細情報

概要

女性性や男性性のイメージはどのように理解され再生産されてきたのか,抵抗の運動にはどのようなものがあったのか,なぜ今日においてもジェンダー・ギャップはあり続けるのか,また,制度が不平等や格差とどう結びついているのかを学びます。 ※ジェンダー・セクシュアリティ分野のつながりを把握して理解を深めるために,なるべく,秋学期開講科目の「セクシュアリティの社会学」と併せて履修してください。

目標

・性に関する権利や知の生産,不平等について理解する ・性について自ら問題を発見する力をつける ・既存のアカデミックな知と結びつけながら問題を探求する能力を得る

授業外の学習

授業で取り扱う内容について参考書を読んでおくこと。また,授業後に,関連する文献や資料に当たること。授業で得られた知見を用いながら,自ら発見した社会問題について研究を深め,授業内での研究報告の機会および最終レポートに備えること。

所要時間: 190分以上

スケジュール

  1. イントロダクション
  2. 特権性とジェンダー
  3. フェミニズム運動の歴史1:国際的な観点から
  4. フェミニズム運動の歴史2:国内のできごと
  5. 家族,労働と性 1:仕事と家庭の両立とは
  6. 家族,労働と性 2:女性の働き方の特徴
  7. 家族,労働と性 3:ケア労働
  8. 女性・男性の身体を巡るまなざし
  9. 男性学について
  10. スポーツとジェンダー
  11. 自殺を巡るジェンダー言説
  12. テクノロジーは中立か――再生産されるジェンダー・イメージ
  13. 受講生の報告
  14. 授業のまとめ

教科書

参考資料については,適宜授業内で提示する。

    参考書

    書籍情報はありません。

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