演習
総合人間科学部 - 社会学科
HSC31300
コース情報
担当教員: 猿谷 弘江
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 金3
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
その他
「授業参加」には,ディスカッションへの参加と発表の評価を含みます。「その他」は,進捗状況の報告(10%)です。詳しくは授業時に説明します。
詳細情報
概要
政治社会学は,私たちはどのような社会システムに参与しているのか,またどのように参加しえるのか,ということを広く問う社会学の一分野です。政治社会学が焦点を当ててきたテーマには,国家,市民社会,社会運動や社会変動などがあげられます。もう少し具体的には,パワーエリート,階級,市民権(citizenship),NGOやNPOの活動,民主主義,社会主義や福祉国家などの政治や経済のシステムなどが,政治社会学の主な研究領域となっています。 この演習では,春学期の授業開始時から,自分自身の研究テーマをみつけ,各自で調査(3年生は文献調査,4年生は文献調査と自分のデータ収集をするための調査の計画)を行っていきます。授業では毎回,履修者が交代で各自のプレゼンテーションを行い,皆でディスカッションをしていきます。 各自の研究は,政治社会学に直接かかわらなくても全く構いません。2年間を通じて行う演習の最終的なゴールは,皆さん自身が社会のことがらについて社会学的知見や理論を応用しながら,自らリサーチし,分析,考察する能力を養成することにあります。履修者には,自主性と積極性をもって演習に参加することを期待します。
目標
(1)政治社会学,または各自の研究テーマの基礎理論と概念を習得する (2)より具体的には,各自の研究テーマをみつけその分野の基礎知識を身につける(3年次),「自分の研究」を行っていくための基礎文献を講読しつつ,方向性を固めていく(4年次)
授業外の学習
・毎週,各自のテーマに沿った文献を探して講読していきます。自習時間としては毎週190分程度が期待されます。 ・各自の研究報告や期末レポートの作成には,通常,1~2ヶ月かかることが見込まれます。
所要時間: 190分
スケジュール
- オリエンテーション
- 履修者の研究報告とディスカッション1
- 履修者の研究報告とディスカッション2
- 履修者の研究報告とディスカッション3
- 履修者の研究報告とディスカッション4
- 履修者の研究報告とディスカッション5
- 履修者の研究報告とディスカッション6
- 履修者の研究報告とディスカッション7
- 履修者の研究報告とディスカッション8
- 履修者の研究報告とディスカッション9
- 履修者の研究報告とディスカッション10
- 履修者の研究報告とディスカッション11
- 履修者の研究報告とディスカッション12
- 学期のまとめ
教科書
授業時に,各自のテーマに合わせて指示します。
参考書
書籍情報はありません。