社会調査方法論I
総合人間科学部 - 社会学科
HSC20701
コース情報
担当教員: 田渕 六郎
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月2
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
10%
リアクションペーパー
20%
レポート
30%
小テスト等
20%
その他
・リアクションペーパーは課題の提出状況と内容を評価します。 ・レポートは期末レポートです。 ・小テスト(知識を確認するための短いテスト)は2回実施予定です。
0%
詳細情報
概要
社会学の基本的なデータの収集法,解析法について学ぶ。ここでは,主に質問紙を用いた量的調査について講義する。様々な調査方法,それぞれの長所,短所,具体的な調査の手順,基本的な考え方などを学ぶ。 授業では,表計算ソフトなどを用いたデータ分析の演習も行う予定である。 ※授業は対面で実施します。授業時間内にグループワークがあります。教材提供,資料掲示,課題提出にはMoodleを使用するので,授業受講にあたっては,Moodleでコースの登録を済ませておくこと(各自で登録が必要)。
目標
・基本的なデータ収集法,解析法を理解し,適用する。 ・量的調査の特徴を理解する。 ・様々な調査方法の特徴を理解する。 ・具体的な調査の手順と考え方を理解する。 ・サンプリングと統計的解析法との関係を理解する。
授業外の学習
・毎回,教科書の指定された個所を事前に読み,事前課題を解いてくる。予習時間としては1回あたり3~3.5時間程度が期待される。 ・調査票の作成・検討やサンプリングの実施,初歩的なデータ分析などに関する課題を授業時間外に行う。
所要時間: 190分以上
スケジュール
- 社会調査への導入(社会調査の定義,社会調査の企画と全体の流れ)
- 社会調査の種類(量的調査と質的調査,全数調査と標本調査)
- 社会調査の基本の道具(概念,変数,命題,仮説構成,調査の企画と実施)
- 社会調査における調査デザイン(調査の企画と設計),仮説構成
- 調査の実施方法とその決め方
- 調査票の設計
- 質問文の作成
- サンプリングの理論(サンプルサイズの決定を含む)
- サンプリングの実際
- 調査データの整理(エディティング,コーディング,データクリーニング)
- データの基礎的集計
- データの分析(散布図の作成など)
- データの分析(クロス集計など)
- 調査報告とデータの管理・社会調査の課題
教科書
教科書は初回授業までに各自購入してください。第3版以前のものを購入しないように注意してください(内容が大きく変わっています)。
入門・社会調査法[第4版]
著者: 轟亮・杉野勇編
出版社: 法律文化社・2021年
参考書
書籍情報はありません。