社会学理論I
総合人間科学部 - 社会学科
HSC20300
コース情報
担当教員: 猿谷 弘江
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水2
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
10%
定期試験
定期試験期間中
60%
その他
毎週課されるリーディングへのコメントや,短いリアクション・ペーパーの提出を課題とします。
30%
詳細情報
概要
このコースでは,社会学の基礎をなす社会学の理論についてじっくりと学んでいきます。「社会学」はわたしたちの社会にかかわる多くの領域やテーマを扱いますが,それらについて説明する際の基礎となるような「社会学の理論」には,「定番」とされるものがあり,19世紀頃から,最初はヨーロッパで,その後は主にヨーロッパや北米で蓄積されていきました。この授業ではそのような「社会学の理論の知」について学んでいきます。 春学期は,「古典」とよばれる社会学理論を扱います。授業では,グループ・ディスカッションの機会を学期中に2~3回設けます。
目標
(1)社会学の古典となる理論の位置づけ,内容について理解する。 (2)それらについて,自分なりに理解し,社会現象を分析する視点を身につける。
授業外の学習
この授業では,毎週,各自で各種の文献を読み,コメントや短いリアクション・ペーパーを書く課題を出します。毎週,120分ほどの予習時間(文献講読と課題の作成)と,70分ほどの復習時間(スライドやノートの振り返り)が見込まれます。
所要時間: 190分
スケジュール
- ※以下は予定で,進捗状況により変更の可能性があります。 イントロダクション
- 社会学の理論とは①
- 社会学の理論とは②
- マルクス①
- マルクス②
- ウェーバー①
- ウェーバー②
- ウェーバー③
- デュルケム①
- デュルケム②
- ジンメル
- シカゴ学派
- フランクフルト学派
- 理論のまとめ
教科書
授業で用いるテキストは,以下です。ほか,随時授業時に指示します。
クロニクル社会学:人と理論の魅力を語る
著者: 那須壽編
出版社: 有斐閣/1997
参考書
新版増補版 社会学小辞典
著者: 濱嶋朗ほか編
出版社: 有斐閣/2005
社会学文献事典
著者: 見田宗介ほか編
出版社: 弘文堂/1998,または2014