基礎演習II【A1クラス】
総合人間科学部 - 社会学科
HSC10201
コース情報
担当教員: 藤本 隆史
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 金4
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
小テスト等
その他
授業参加の項目では,①討論参加への積極性,②発表の内容が評価対象となります。なお,演習は学生主体の授業であり,毎回出席することが前提です。正当な理由のない欠席が3回以上あった場合,成績評価は要検討となります。
詳細情報
概要
前期・基礎演習Ⅰでの学習をふまえ,社会学の理論と方法についての基礎的理解,批判的に思考する能力,演習運営のための技術――テキストを読解すること,発表すること,討論すること,論述すること――の向上を目標とします。学期の前半では,社会学の英語の基礎文献を皆で読みます。ここでは,各自で文献を読むだけでなく,報告者によるレジュメ作成と全員参加の討議を通じて,社会学の基礎概念と方法をよりよく理解すること,また諸外国と日本社会とを比較する視点を養うことを課題とします。 学期の後半は,各自で自由研究をすすめていきます。授業では,1人30分で各自の研究をレジュメに基づき発表します。ここでは自主的に資料・データ収集,自ら考察する訓練をし,自由な討論から新しい知見を得ることを課題とします。発表,討論への参加,また自主研究を通じて,現実の社会を洞察するための社会学的想像力と分析能力を身につけていきましょう。 総じて,社会学科開講の基礎科目として,社会学全般に関する100レベル相当の基礎知識を提供します。なお,アクティブ・ラーニング(ディスカッション・プレゼンテーションなど)は毎回実施します。 ※クラスは学科で振り分けます。各自,自分の振り分けられたクラスに履修登録してください。自分のクラスは,Moodle > T > Tabuchi,Rokuro 田渕六郎 > 社会学科・新1年生へのお知らせ(2024年春学期)> 履修ガイダンスに掲出済みの「2024年度基礎演習・名簿」で確認することができます。
目標
(1)社会学の基礎的概念,方法の理解 (2)批判的思考力(critical thinking)の養成 (3)ゼミの運営技術の向上
授業外の学習
/Expected work outside of class (1)授業で指定した教科書のページは,事前に読んでおくこと。学期前半は,毎週,予習課題(各授業前にMoodleに提出する短い「小テスト」のような自由記述問題)を出します。 (2)学期後半は各自の自由研究発表を行います。発表のために十分な準備を行うこと(通常,準備には1~2ヶ月程度かかります)。 (3)その他の課題については,授業中に指示します。 *テキスト講読範囲や文献のアクセス方法などについては初回講義時に情報を提供します。
所要時間: 約200分
スケジュール
- オリエンテーション:演習の進め方の確認など *今学期の授業は,対面で実施いたします。履修を希望する全ての学生は,初回授業までに履修登録を済ませるとともに,本科目(自分のクラス)のMoodleページで必ず参加者登録を済ませてください。(各自で登録が必要です。)(使用するメールアドレスは必ず毎日チェックするもので添付ファイルを受信できるものにしてください。携帯キャリアのメールアドレス〔@キャリア名.ne.jpのようなアドレス〕は受信できるファイルサイズに制限があるので,避けてください。)
- 英語・基礎文献輪読1:What is Sociology?
- 英語・基礎文献輪読2:Asking and Answering Sociological Questions
- 英語・基礎文献輪読3:Culture and Society
- 英語・基礎文献輪読4:Gender Inequality
- 英語・基礎文献輪読5:Ethnicity and Race
- 英語・基礎文献輪読6:Work and Economic Life
- 特別ワークショップ: 自由研究報告ガイダンス
- 自由研究報告1
- 自由研究報告2
- 自由研究報告3
- 自由研究報告4
- 自由研究報告5
- 自由研究報告6
教科書
テキスト1は図書館にリザーブする
Introduction to Sociology, 12th Edition
著者: Anthony Giddens et al.
出版社: W. W. Norton & Company, 2021
社会学小辞典(新版増補版)
著者: 浜島朗・竹内郁郎・石川晃弘編
出版社: 有斐閣,2005
参考書
書籍情報はありません。