公認心理師の職責
総合人間科学部 - 心理学科
HPS67700
コース情報
担当教員: 毛利 伊吹
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水2
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
その他
単位の修得には,基本的に3分の2以上の出席が求められる。
詳細情報
概要
公認心理師をはじめとする心理専門職の役割や,その法的義務や倫理,情報の適切な取扱など,こころの専門家として働く上での基本を学び,医療や福祉等の諸分野における業務の実際について理解を深めるための授業である。 ・諸分野で活躍する心理専門職にゲストスピーカーとしてお越し頂く予定である(詳細は未定)。 ・視聴覚教材の使用,グループワーク実施の可能性もある。 ・各回の授業では,リアクション・ペーパー等の課題が課せられる。 ※心理実習への参加を希望する心理学科生は,3年次での履修を強く推奨する。
目標
① 公認心理師等の心理専門職の役割について理解する ② 公認心理師等の心理専門職の法的義務及び倫理について理解する ③ 心理に関する支援を要する者等の安全の確保について理解する ④ 情報の適切な取扱いについて理解の上実践できる ⑤ 保健医療,福祉,教育その他の分野における公認心理師等の心理専門職の具体的な業務について理解する ⑥ 自己課題発見・解決能力の育成に取り組むことができる ⑦ 生涯学習への準備を始められる ⑧ 多職種連携及び地域連携について理解する
授業外の学習
関連する書籍を読んだり,心理臨床の実践が行なわれている施設について調べたりするなどの予習・復習を,授業時間外の学習として,1回の講義につき3時間以上行なうことが目安である。
所要時間: 190分(目安とする)
スケジュール
- オリエンテーション(毛利・吾妻・齋藤(梓)) ※以下は予定であり,進捗状況等により授業の順序などを変更することがある。
- 公認心理師等の心理専門職の役割(毛利)
- 心理に関する支援を要する者等の安全の確保(吾妻)
- 公認心理師等の心理専門職の法的義務及び倫理(齋藤(梓))
- 多職種連携及び地域連携(齋藤(梓))
- 生涯学習への準備(毛利)
- 自己課題発見・解決能力(吾妻)
- 心理専門職の活躍する様々な分野①(毛利) 保健医療(ゲストスピーカー(未定))
- 心理専門職の活躍する様々な分野②(齋藤(梓)) 司法
- 心理専門職の活躍する様々な分野③(吾妻) 教育(ゲストスピーカー(未定))
- 心理専門職の活躍する様々な分野④(毛利) 産業(ゲストスピーカー(未定))
- 心理専門職の活躍する様々な分野⑤(齋藤(梓)) 福祉(ゲストスピーカー(未定))
- 心理専門職の活躍する様々な分野⑥(吾妻) 精神医療
- 全体のまとめ,総括(毛利・吾妻・齋藤(梓))
教科書
指定しない。
参考書
参考となる文献については,授業内で適宜伝える。
臨床心理学の倫理をまなぶ
著者: 金沢吉展
出版社: 東京大学出版会・2006年