リハビリテーション心理学(障害者・障害児心理学)

総合人間科学部 - 心理学科

HPS67600

コース情報

担当教員: 松田 修

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水1

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

リアクションペーパー

70%

レポート

30%

その他

・リアクションペーパーで出席を取る(リアペの評価には出席状況を含むことになる)。 ・レポート課題の内容は初回授業で案内する。

0%

詳細情報

概要

講義では,リハビリテーション心理学の立場から,身体障害,知的障害,発達障害,精神障害,高次脳機能障害の概要および障害者・障害児の心理社会的課題及び必要な支援について解説する。また,障害者・障害児の家族の心理社会的課題及び必要な支援についても解説する。講義形式を中心としつつ,状況が許せばグループ討論を中心とする回を最終回に実施することを予定している。 <留意点> ・初回の授業に必ず出席すること。 ・毎回,リアクションペーパーで出席を取る。 ・心理学演習IIIA・B(老年臨床心理学・リハビリ研究)の受講予定者は履修すること。

目標

1)身体障害,知的障害,発達障害,精神障害,高次脳機能障害について概説できる。 2)障害者・障害児の心理社会的課題及び必要な支援について説明できる。 3)障害者・障害児の家族の心理社会的課題及び必要な支援について説明できる。

授業外の学習

参考書やテーマに関連した自主学習による予習が必要である。授業の後は,復習や各自が関心を持った内容について主体的に調べるための自己学習が必要である。その他については授業時に指定する。

所要時間: 授業1回あたり190分以上

スケジュール

  1. オリエンテーション リハビリテーション心理学入門(ICF,障害の生物-心理-社会モデル,障害受容など) ※以下は予定であり,授業の進捗状況等により各テーマの回数は変更することがありうる。
  2. 身体障害(1)障害の概要,心理社会的課題及び支援
  3. 身体障害(2)障害の概要,心理社会的課題及び支援
  4. 知的障害(1)障害の概要,心理社会的課題及び支援
  5. 知的障害(2)障害の概要,心理社会的課題及び支援
  6. 発達障害(1)障害の概要,心理社会的課題及び支援
  7. 発達障害(2)障害の概要,心理社会的課題及び支援
  8. 精神障害(1)障害の概要,心理社会的課題及び支援
  9. 精神障害(2)障害の概要,心理社会的課題及び支援
  10. 精神障害(3)障害の概要,心理社会的課題及び支援
  11. 精神障害(4)障害の概要,心理社会的課題及び支援
  12. 高次脳機能障害(1)障害の概要,心理社会的課題及び支援
  13. 高次脳機能障害(2)障害の概要,心理社会的課題及び支援
  14. グループ討論 まとめ

教科書

教科書は指定しないが,講義資料の出展に関しては授業内で案内する。

    参考書

    松田・飯干・小海(編著) 公認心理師のための基礎から学ぶ神経心理学 理論からアセスメント・介入の実践例まで ミネルヴァ書房・2019

    • エッセンシャル・リハビリテーション心理学

      著者: 南雲直二

      出版社: 荘道社・2006年

    • リハビリテーション心理学入門:人間性の回復をめざして

      著者: 大田仁史(監修) 南雲直二(著)

      出版社: 荘道社・2002年

    • 標準精神医学 第7版

      著者: 尾崎紀夫 / 三村 將 / 水野 雅文 / 村井 俊哉(編)

      出版社: 医学書院・2018

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