心理測定学 *
総合人間科学部 - 心理学科
HPS60300
コース情報
担当教員: 廣瀬 英子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 1クォーター
曜限: 金1, 金2
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
50%
レポート
50%
その他
毎回の授業での取り組みかたと,学期中・学期末に指定された提出課題を総合的に評価する。学期末最終レポート課題の提出は,単位修得のためには必要となる。講義回数の５回以上欠席の場合は,原則として評価の対象外となる。
0%
詳細情報
概要
・本科目は心理学研究法I,心理学研究法IIAで扱った内容を前提として進める。よってそれらを履修済みの心理学科３年生を受講対象としている。卒論を念頭におき,卒論でよく必要とされる統計的方法をとりあげる。卒論で量的データを扱う可能性があれば履修をすすめる。 ・秋学期の「心理学研究法IIID(尺度構成法入門)」の履修は,この「心理測定学」の単位修得済みのこと。 ・授業ではCOM教室の統計ソフトSPSSを使用する。 ・Rを各自のPCで使用する可能性がある。・ ・履修希望者は,第１回目の授業に必ず参加して,受講に関する説明を受けること。 ・教材提供や資料の掲示,課題提出にはMoodleを使用するので,授業受講にあたっては,Moodleでコース登録を済ませておくこと(履修登録とは連動していないので,各自でMoodleへも登録が必要である)。
目標
卒論で量的データを扱うときに,自ら考えて分析ができるように,必要となる統計的方法を身につけることを目標とする。
授業外の学習
復習として,授業で扱った作業を一人でも同じように行ってみることに190分程度。
所要時間: 190分
スケジュール
- オリエンテーション。以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマにかける時間の変更,扱う順序の入れ替えを行う可能性がある。第一クォーター科目であること,みなし曜日が含まれていることに注意すること。
- データの要約:基本統計量の算出
- データの要約:相関係数など
- 仮説検定と推定:対応のないt検定
- 仮説検定と推定:対応のあるt検定,相関係数の検定
- 重回帰分析
- カイ二乗検定
- カイ二乗検定の続きと残差分析
- クラスター分析
- 前半の練習問題に取り組む
- 後半の練習問題および学期末課題に取り組む
- 学期末課題にに取り組む
- 主成分分析
- 全体のまとめ
教科書
使用しない
参考書
適宜指示する