心理学演習IIIB(社会心理学研究)
総合人間科学部 - 心理学科
HPS52200
コース情報
担当教員: 樋口 匡貴
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木2
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
授業参加
100%
詳細情報
概要
社会⼼理学は,極めて広範囲にわたる研究領域を持ち,その⼿法も様々である。この授業では,特に実験法を⽤いた社会⼼理学の⽅法論を⾝につけることを⽬標とし,重要な社会⼼理学研究の直接的追試の実践を⾏う。追試研究を⾏うことで⽅法論の習得ができるだけでなく,最近の世界的な関⼼事である「社会⼼理学における再現可能性」問題における⽇本拠点として活動することにもつながる。社会⼼理学Ⅰ,Ⅱを受講済みあるいは(同時受講) が履修の条件となる。 秋学期には,春学期後半からの継続として,先行研究の知見の追試を基本とし,さらに独自性および新規性を含めた研究をグループで実施し,ゼミ論文の形でまとめる。またこのゼミ論文は何らかの形で公刊することを目指す。
目標
社会心理学における再現可能性問題について,その背景を含めて理解する。 社会心理学の基礎的な研究手法を実際に実施し,それを習得する。 心理学における望ましい研究手法を実際に実施し,それを修得する。
授業外の学習
授業時間内ではディスカッションを行い,研究手法習得のために必要となる情報および問題を共有するのみである。そのため,以下の作業はいずれも授業時間外で行うこととなる。 【予習】 100分程度を要し,論文の精読,実験の実施準備,データ解析を行う。 【復習】 90分程度を要し,論文の内容の整理,実験結果の解釈などを行う。
所要時間: 190分以上
スケジュール
- ガイダンスと目標の共有
- 先行研究の理解(1)
- 先行研究の理解(2)
- 方法の検討(1)
- 方法の検討(2)
- 方法の検討(3)
- データの収集(1)
- データの収集(2)
- データ解析(1)
- データ解析(2)
- データ解析(3)
- 考察(1)
- 考察(2)
- 研究のまとめ
教科書
適宜論文を紹介する。
参考書
書籍情報はありません。